新・日本の階級社会 (講談社現代新書) [Kindle]

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  • 格差が拡大→人々は格差の存在をはっきりと認識→自分の位置を意識するように→格差の意識がさらに拡大、というスパイラル。結局、自己は比較からしか認識されないので。

    階級は世代間で固定化する傾向が強まっていることも、人の意識と結び付いていそう。

    なお、種々データは興味深く見れる。

  • 骨太な構造で主張と根拠を裏付ける力作である。
    特に統計データを駆使した本書前段は、いろんな観点からファクトを分析していて日々感じている直感を裏付けるものとなっている。出典や分析の観点は、社会の構造をベースとした主張を裏付ける際にもバックデータとして使えそうだ。

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著者プロフィール

橋本 健二(はしもと・けんじ):1959年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。専門、社会学。

「2023年 『階級とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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