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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (302ページ)
感想・レビュー・書評
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格差が拡大→人々は格差の存在をはっきりと認識→自分の位置を意識するように→格差の意識がさらに拡大、というスパイラル。結局、自己は比較からしか認識されないので。
階級は世代間で固定化する傾向が強まっていることも、人の意識と結び付いていそう。
なお、種々データは興味深く見れる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
骨太な構造で主張と根拠を裏付ける力作である。
特に統計データを駆使した本書前段は、いろんな観点からファクトを分析していて日々感じている直感を裏付けるものとなっている。出典や分析の観点は、社会の構造をベースとした主張を裏付ける際にもバックデータとして使えそうだ。
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