放課後に死者は戻る (双葉文庫) [Kindle]

  • 双葉社 (2017年11月16日発売)
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みんなの感想まとめ

死者が戻るという不思議な設定の中で、主人公の小山のぶおは、イケメン男子・高橋真治と魂が入れ替わり、過去の自分を取り戻すために高校生活を送ります。のぶおの一人称視点で描かれ、サクサクと進むストーリーは気...

感想・レビュー・書評

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  •  崖から落ちて死んだはずの小山のぶお。病院で目覚めると、イケメン男子・高橋真治と魂が入れ替わっていた!? 自分を殺した犯人を突き止めるべく、のぶおは高橋真治として、自分が通っていた高校へ転入する。

     のぶおの一人称視点で進むので、サラッと読めてしまう。心理描写や謎そのものは少々物足りないが、気軽に楽しむにはちょうど良い感じ。サクサク進み過ぎて、手掛かりがちょっと見え見えな気がしないでもない。
     とは言え、まさかそっちの方に話が進むとは。見事に引っ掛かりましたわ。なるほど、だからアレがそうなのね……。

     ところで、これだけは言わせて! “チャーミング”なんて、今時の高校生は言わないよね?!

  • なんとなーく想像はついたけど、秋吉理香子さんの作品はわかっていてもゾクっとする。
    小山のぶおが高橋くんと中身が入れ替わるのだけど、外見がかっこよくなり、俗にいうスクールカーストで上級ラインの人たちと関わることになる。クラスの中に自分を突き落とした犯人がいると探す中で、「スクールカースト」そういう差別的な事がなくなっていく。
    表だったいじめはなくても、やはりスクールカースト、上の位と下の位ってやっぱり関係性良くなくて生きづらさを感じる。それを自然と中和していった小山のぶおは正義感もあるし、すごい。
    同時にやっぱり人って顔だったり、容姿によって順位ができるんだなと感じた。なんでなんだろうなぁー!

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ロヨラ・メリーマウント大学院で映画・TV製作の修士号を取得。2008年、短編「雪の花」で第3回「Yahoo!JAPAN文学賞」を受賞、翌年、同作を含む短編集『雪の花』で作家デビューを果たした。ダークミステリー『暗黒女子』は話題となり、映画化もされた。他の作品に『絶対正義』『サイレンス』『ジゼル』『眠れる美女』『婚活中毒』『灼熱』などがある。

「2021年 『息子のボーイフレンド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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