透明なゆりかご コミック 1-6巻セット

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 15
レビュー : 2
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感想・レビュー・書評

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  •  産婦人科を舞台としたヒューマンドラマ。新たに産まれる子供、中絶される子供、そして望んでいたのに産まれることができなかった子供。
     虐待される子供。虐待されて育ち子供を産む女性。ひどい話しかない。
     ひどい状況で、救われるでもなく、ただ、その中で生きる力強さがすごい。

  •  ついにドラマ化。https://www.nhk.or.jp/drama10/yurikago/
    NHKのドラマ10で総合毎週金曜22時から放送。
    この漫画を初めて手に取ったのはもう随分前になります。
    随分リアルな話だなと感じつつも、妊娠の薔薇色なイメージ以外の部分を突きつけられてしまう内容に、読むのをためらう時もありました。
     妊活中、色んなことが起こります。すごくやりきれなくなることも沢山あります。でも、なんとかいい方向に皆さんが進んで欲しい。そう思えば思うほどこの漫画を読むのが苦しくなります。ドラマ化されると聞いて、久々に読み返しましたが、涙が止まりませんでした。

     生と死とは隣り合わせ。今から生まれようとする命はとてもか弱いことも、とても力強いことも両方が入り混じっています。漫画として書かれた時代と今とで設備や処置など変わることも多くあるとは思いますが、今の時代にも当てはまること少なくないと考えます。

     1997年、私はついこないだだと思っていたけれど、もう21年も経ってしまっていたことに少し驚き、この20年で産婦人科も女性を取り巻く環境も変わっているんだろうなと考えました。沢山の女性がいて、同じ人が二人といないということはもっともっと様々なドラマがこの世の中にはあるのだと考えます。

     

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著者プロフィール

沖田 ×華(おきた ばっか)
1979年、富山県生まれの漫画家、女性。富山県立新川女子高校卒業後、。ペンネームは「起きたばっかり」に由来。
小学校の時に学習障害、注意欠陥多動性障害、そして中学生の頃にアスペルガー症候群と診断される。そのためか同級生からいじめ、教師からの体罰が続く学生時代を送った(自身の障害については、成人後SNSを通じて認めることができた)。高校卒業後に看護師の資格を取り職についたが、自殺未遂を起こす。看護師を辞め、ソープランド以外の様々な風俗店で働いた。
風俗店の待機室にあった実話誌をきっかけに漫画家・桜井トシフミに心酔、ファンレターを送って交流が始まり、絵が個性的だと褒められたことをきっかけに『漫画アクション』新人賞に応募、選外奨励賞を獲得。26歳で漫画家デビュー。
2018年、『透明なゆりかご』で第42回講談社漫画賞少女部門を受賞。同年、テレビドラマ化した。その他代表作に、『毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で』『ニトロちゃん みんなと違う、発達障害の私』など。

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