- 光文社 (2017年10月20日発売)
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感想 : 13件
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みんなの感想まとめ
4人の姉妹が苦難を乗り越えながら明るく前向きに生きる姿が描かれており、彼女たちの成長を通じて労働や心豊かに暮らすことの尊さが伝わります。作品は、愛や感謝の力が人々の心を支え、逆境に立ち向かう勇気を与え...
感想・レビュー・書評
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これが書かれた時代背景的に女性や少女に希望を与える内容だったというのは理解する反面、現代だとちょっと感覚が古いのと解説の「いつの時代も、娘たちは〜するものなのだろう」の"娘たち"に当てはまらない子どもだったから、あー私読者層じゃないなと思いながら読んでた 後半はこの作風で死の影がちらつくことあるんだ!?とかローリー株爆下げして悪い印象しかなくなったけど大丈夫か?とかマーチ叔母がナイスアシストすぎる…とか色々あった
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4姉妹が苦難の中にあっても明るく前向きに生きる姿に励まされました。
《印象に残った言葉》
・愛は恐れを追いのけ、感謝は誇りを押しつぶす
・働くことが心配事を治す良薬
・心やすくあれ 愛しき魂よ 雲の影にはいつも光あり -
労働や心豊かに暮らしていくことの尊さを4人姉妹の成長を通じて描く。最近、映画『風とともに去りぬ』を観ていたので、同じ南北戦争当時の時代を生きた女性たちの描かれ方の違いがおもしろかった。子供こどもした四女の成長が一番好きな場面。
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4人の娘さん達が迷い悩みなから、成長していく。父親が不在、家が貧しい、と嘆くわりには結構恵まれている。裕福な隣人は親切だし、お手伝いはいるし、施しをする立場。娘たちが自由に動き回れる最良の舞台だったのかもしれない。
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オルコットの父親は、当時の進歩思想である超絶主義にかぶれた理想主義者で経済的には無能であった。『若草物語』で、父親は南北戦争に参加しているという設定で登場しない。あげく戦地で病気になり、母親の手をわずらわし、帰宅後も影のような存在である。
本のなかでは頻繁に『天路歴程』が登場し、また熱心なカソリック信者も登場するが、超絶主義者は登場しない。また自然に感じるような場面もなく、ジョーが読みふける大量の本にもエマソンは含まれていない。
オルコットはエマソンに影響を受けたと、あとがきにはあるが、はたしてすなおに受け取っていいものか。複雑な感情があったのではないかと邪推している。 -
普段読んでる推理小説とかと比べて、知的興奮やわくわく感はなかったが、まったり楽しめた。男性中心の社会で孤軍奮闘するジョーは、確かに後半は悩んだり後悔してばかりだが、その姿は魅力的だ。長年、多くの女性たちに勇気を与えてきたことを思うと、ますますジョーが愛しくなる。メグ、ベス、エイミー、みんないきいきと描かれている。
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最後の2章は当初のオルコットの構想通り不要。リアリズムが躍動感を産み、成長の軌跡を確かに描いている。だが、教訓的なところは時代を感じる。ジッドの「狭き門」なども同じと思えば良いか。
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子供の頃に読んだことがあるけれど、あれは児童向けのダイジェスト版だったのだ、ということにも長らく気づいていなかった。浦島太郎とかも結局私は読んだことないのだな、ということになる。映画が良かったので読みました。
素晴らしかった。さすが名作。それしか言うことがない。ベスのピアノのシーンや、ジョーの髪の毛のシーンでは思わず涙してしまった。
色褪せない物語の良さは、姉妹それぞれの人柄、少し怠惰で見栄っ張りで家族を深く愛し自分自身に落ち込み善き人であろうとする、生き生きとした姿だ。ジョーが大きなツバの帽子を被り、見栄えが悪くても自分が気にしなければいいと言う清々しさ。この作品がいろんな女性を励ましてきた。その事実がよく理解できる。
ただいつもひっかかるのは、フンメル家があまりにも可哀想なんだよね。あと、最後のメグの結婚の話は要らなかったけれども…オルコットの予定にはなかった章であり、さもありなんという感じ。 -
小さい頃にほとんど本を読まずにおったので、こういう「世界の名作」みたいなものを大人になってから読んでいる。
もちろんあらすじはおぼろげに知ってはいたが、ちゃんと読んでみると4姉妹の個性がはっきりと書きわけられ、ベス以外は想像以上に欠点だらけで、なんという親しみやすさ!と、感動さえ覚える。
時代的なものか宗教観なのか、「善人になるためには」という教訓めいたことが書かれてはいるけど、従軍している父親は精神的支柱として描かれるものの影は薄く、物語は家父長制から離れ、女性の精神的・経済的自力について描かれているため、今読んでも十分に面白く、勇気づけられる。
オルコットの作品
