それまでの明日 (早川書房) [Kindle]

著者 : 原りょう

• 早川書房 (2018年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[timaroさんの感想 · 2019年5月13日]

久々の沢崎節。解説とかではなく、あくまで会話で普通に「〜のだ」と話すのは彼くらいだろう。誇りやプライドよりも矜持という言葉が似合う。依頼人にまつわる謎には引っ張られたが、主要人物の一人の背景と行動、さらに複雑な人間関係には少々ややこし過ぎの感も。とは言え、醸し出す雰囲気や世界観は安定のクオリティ。

[hiro-9さんの感想 · 2022年1月29日]

ハードボイルドの傑作。最初の章からもはや取り憑かれたように読んだ。男の生きざまがすごい。

[もゑさんの感想 · 2021年1月6日]

登場人物が皆、心の深いところまでは見せないまま物語が進んでいく。感情移入し過ぎないから、心地よかったりする。これでシリーズ完結なのかと心配していたが、まだあるということで…楽しみ！

[obrigadoさんの感想 · 2020年11月15日]

ラストシーン、とある地名に目がとまったのは自分の仕事柄？
その後は、予感どおりのことが起こってしまうのだけれど、最後はそのまま余韻も残さず途切れる終わり方に。
そこがまた良い。

[birdy0910さんの感想 · 2020年6月10日]

一気に読める小説でしたが、話しの焦点が少し散らばってしまって、中途半端な印象が。文体に馴染みがなかったのですが、それがまた新鮮でなかなかよかったかな。

[yoshi さんの感想 · 2019年2月13日]

懐かしい雰囲気何も変わらず、その限りは満足だった。しかし著者が変わったのか、私が変わったのか、正直面白くはなかった。
でももし次作が出るのなら間違いなく読むと思う。

[ぐぅさんの感想 · 2018年3月24日]

新刊を待ちわびてました！待ちに待って14年ぶりとかｗ
もうハードカバーを久々に買おうと思ってたら、電子書籍がすぐに出たので、こっちを購入。
14年ぶりということで、面白さはどうかと恐る恐る読み始めるも、今回も一気読みでした。
贅沢を言うと、全てがカッチリ最後に収束する感じは、今までと比べると弱かったです。それでも終盤の驚きの展開や、いつものメンバーの織り成す物語は面白かったです。
また次の新作が読めるといいなぁー。

[motokichiさんの感想 · 2018年3月17日]

面白かった
沢崎は変わらないなー