日本再興戦略 (NewsPicks Book) [Kindle]

  • 幻冬舎 (2018年1月30日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • タイトルを忘れてしまったが、少し前に、子供に数学的思考をつけるために必要なことが書かれている本を読んだ。その中では、まずは解いてみること、余白に自分がどう考えたのか書いてみること、その過程を残すことが書かれていた。
    算数だけではないが、子どもたちは自分の考えたことをなかなか紙に書いてくれない。間違ったときに消すのが面倒なのか。はたまた、そもそも間違ったと思われるのが嫌なのか。
    ただ、頭の中だけで考えるのは無理がある。書いてこそ整理される情報がある。自分がどこまでわかっているのかを客観的に知ることができる。

    タブレットばかり触っている弊害なのか、紙に書くことをしなくて、とんと困ってしまった。

    落合さんは、今の学生に伝えたいメッセージとして
    「とにかくまずやってみる。その繰り返しの末にオリジナリティが生まれ、世の中を変えることができる」と本文中で語っている。

    根本的なところは違うと思うのだが、先日の数学の本から考えたことと重なるところがあった。

    これからの日本が直面する問題は、人口減少と少子高齢化。よく、ピンチはチャンスと言ったものだが、日本がその解決策を導き出せば、世界へ向けて最強の輸出戦略になるとも語っている。落合さん自ら教育分野で新しいことを始めようとしているようだ。日本がどう舵を切るのか見届けたい気持ちだ。

  • 久々の意味不明本です・・・
     小難しい最近の流行り言葉を羅列して、わざと難しくしているような、決めつけとわかったような論理?の羅列。
    難しく考えているようで、結果、何を言いたいのかわからない意味不明(抽象化)な内容です。
    各章の最後にたくさんの注釈を入れて本文中の言葉の意味するものを書いていますが・・・それ書くくらいなら本文でわかりやすく説明するべきじゃないの?

    オレの論理についてこれない人は、この本読んでもわかんないでしょ! っていう感じ。ダメだね。

  • いいことを言っている。
    論理的で、分析もしている。
    しかし、よく考えるとそれは一億火の玉玉砕の旧世代の考え方と変わらないのかもと読んでいて少し背筋が寒くなる時がある。
    ポジションを取ってからものを言え、などまさに旧世代的な発想。
    いや、最終的にはそうなのだし、大事なことなんだけど、頭で考えると納得せざるを得ない畳み掛けなのだが、感情や皮膚感覚が否定をする。

  • 自分では考えたことのない視点で物事を捉えていて
    一気に読み終わる面白さだった。
    見据えている先が、規模が大きくて、圧巻だった。

    難しいことを話しているはずなのに、
    難しく感じさせない言い回し、
    丁寧な説明が印象的だった。

    学生を大切にしていること、
    人を育てる教育観に感銘を受けた。

    落合陽一さんの他の本も早速読んでみよう。

  • Prime Readingにて読了。
    編集力不足。良いコトを言っているかもしれないのに、それが伝わってこないです。しゃべりの書き起こしそのままなのかな?と思うくらい。
    全体的に感じたことは、これってどういうことですか?とか、具体的には何から始めていくんですか?なんてことを聞いて噛み砕いた表現に直す人がいなかったんだなぁ、と。
    加えて、本著の後半に進むにつれて「まずやるべきは大学への投資」等、我田引水的な話が出てきて、どうにも唐突な印象です。そして最後に語られる日本再興戦略の3本の柱は、妙に狭い範囲にとどまっている上にそれまでの本著の内容とあまりリンクしておらず、これも置いてけぼり感しか残りませんでした。

    あと、文中にあれだけカタカナ語を散りばめた上で「まずは、我々が変な外来語をやめて、東洋的なかっこよさをつくっていくべきです。」と言うのは、いったい何が起きているのか理解が追いつきません。

    細かいところですが、通信業界に籍を置く人間として、「4Gの普及率が高いのはテレビが全国どこでも見られるから」「5Gは一気に全国に広げられる」というのは誤解があると感じました。
    LTEの普及は人口密度とキャリアの設備投資余力によるところが大きいですし、5Gは1基地局でカバーできる範囲が小さくなるので地方圏への展開は課題が残っています。

    著者の頭の回転の速さは何となく伝わってはくるのですが、肝心の中身は直感的には呑み込めない感じで、読む人を選ぶ本かなと思いました。

  • 落合さんが日本再興に関して幅広く考察されたことが書かれています。ただ、幅広く網羅しているがゆえに、一個一個に対する考察に割いてる分量が少なく、そのため、特定のテーマを掘り下げた時の落合さんの鋭さを感じる場面があまりなかったように思います。
    少子高齢化のモデルケースとなるべき、など移民受入とは違った視点が提示されていたりと参考になる部分はあるものの、全体としては、やや物足りなさを感じました。

  • いろんなことをトンガって考えてるなあ、と感心。勢いあって一気に読めました。

  • 今後、世界の中で日本が“再興”するにはどんな戦略が必要なのか? 研究者・落合陽一氏が、テクノロジーや政治、経済、教育などの切り口から、日本と日本人のグランドデザインを描く。個人的には、政治(特に地方)の再興に対する見解が特に参考になった。


    第1章 欧米とは何か
    第2章 日本とは何か
    第3章 テクノロジーは世界をどう変えるか
    第4章 日本再興のグランドデザイン
    第5章 政治(国防・外交・民主主義・リーダー)
    第6章 教育
    第7章 会社・仕事・コミュニティ
    おわりに 日本再興は教育から始まる

  •  アメリカや中国に勝てない、少子化で人口が減少する、経済成長が著しく鈍化した成熟社会、リスクをとらない、とれない、いま、日本を説明するならそんなマイナスファクターのものばかり、ということになるし、その課題にどう向き合ったらいいのかもわからないという状況が続いている。
     しかしこの本では人口が減少する社会は機械化、自動化が解消するしそこで作った仕組みは海外に輸出できる、経済について言えばこれからはインドがさらに台頭してインドとうまくやっていければ問題はないし東京は文化、金融の中心になれるように再構築すればいいと説明する。日本という国の単位で考える必要はなく、市や県といった単位で自治を重視していくほうが日本人にはあっているし、そういう風にやってきていた。
     最も重視するのは教育で溢れかえった仕事をしないホワイトカラーおじさんの代わりに課題を自分で見つけ手を動かしトライアンドエラを続け、ただ前にある課題に向き合いその課題自体を素早く変化させていくような人が必要になっている。この目の前にある課題にただ取り組むというのはどの分野のトップランナーもやっていることのように思う。評論だけで終わらない具体的なアクション。それを続けることでしか日本の再興はなく、それさえできればなにもおそれることはなく自身を持っていいとそう勇気づけられるような一冊だった。
     最後に急激に広がった日本の残業規制については明らかに誤った流れであるのは相変わらず労働を時間で規定しているということ。自発的ではない長時間労働を防ぐという意味では大きな一歩だと思うが、ストレスがあれば短時間労働でもうまくいかない。価値ある時間をどう過ごすかを考えないといけない。

  • 情熱大陸で観たときは科学者としての面ばかり取り上げてた気がするけど、この本には教育者であったり、日本の歩む未来を考えて指揮する立場の意見が詰まってて、深く知ることができた。
    ピンチはチャンスと言うけれど、停滞から抜け出せない日本に少子化で拍車がかかる状況から抜け出す方法を、分かりやすくブレなく説明してくれている。確かに、それが今後の向かうべき方向なのかもと思った。

  • 世の中を落合さんの目線で切っていてとても面白く示唆に富んだ一冊。
    過去の天皇制に対する視点、20世紀的経済発展に対する切り口。

    以下メモ

    高度経済成長の正体、均一な教育、住宅ローン、マスメディアによる消費購買行動の3点セット。

    幸福は元来、ハッピー(幸)&ラッキー(福)だった。

    日本の歴史、出雲vs大和で大和の勝利、以後天皇制。
    中臣鎌足、645年の大化の改新。律令政治の開始。天皇の横の官僚が政治を行うスタイル。
    743年墾田永年私財法により土地を保有できるようになった。

    インド、カースト、抜け出すためにITが流行った。

    20世紀はエジソンが電気製品を作り、フォードが自動車を大衆化した。工業デザインがマスを取った。

    2018年2月④

  • 友達がオススメしてたから読んでみました。日本がこれからどんな道を辿っていくべきか、というような事が書かれてました。現実的なこともあれば、ちょっと厳しくね?ってこともあったけど全体的に面白い内容だった。

  • 約7年前の書籍だけども、未来予想は結構当たってる。
    ただ、日本自身はこのようにアップデートできていないか。。

  • ものすごく幅広い分野(技術から政治、教育、会社、働き方、、)での持論を述べられている本。 すごく論理的に正しいと思うし、その通りだと納得できる。 述べられているような環境変化は間違いなく起きているし、みんなが論理でものを考えればそんな未来になるんだと思う。

  • 落合氏を初めて見たのはなんかのバラエティ番組で、変なことを言う人として取り扱いをされているところでした。(食事はグミです、みたいな発言をされていたかと思います)
    それ以降私は落合氏の発言に触れることがなかったので、そういった変わった人という印象しかなかったのですが、この本を読んでかなり印象が変わりました。

    この本を読む限り順当なことを言う人です。中には私には前提がわからんので判断できない話もありましたが、分かる内容については、前提から考えると当然の結果が書いてあります。

    個人的には、機械翻訳の精度を上げるのであればそれ用にロジカルな日本語を扱った方が良いとか、日本がITで勝てなかった理由とか、国政の限界と地方自治の話なんかは同意しました。

    前提が分からんくて検討できなかった、内容もアイデアとして抱えておこうと思いました。

  • ChatGPTブームの一年が終わろうとする中、数年ぶりに読み返したが、今回は内容がすっと入ってきた。時代がようやく筆者に追いついてきた感じ。

  • すげー面白かったたたた。
    ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なモノや時間をかけないと成しえないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ。

  • 2018年の本。ブロックチェーンが盛り上がっていた時期を思い出す。日本が本来持っていた東洋的な思想を見つめ直そう、であったり少子高齢化はテクノロジーによる解決のチャンス、といったあたりが印象に残った。

    特に他意はないけど「小泉進次郎氏は最強のリーダー」といったくだりですこし時代を感じた。

    ・欧米とは何か
    ・日本とは何か
    ・テクノロジーは世界をどう変えるのか
    ・日本再興のグランドデザイン
    ・政治(国防・外交・民主主義・リーダー)
    ・教育
    ・会社・仕事・コミュニティ

  • 研究なき開発はコモディティ化する

  • ビジネス、芸術、教育と様々な分野で活躍されている方が、日本は今後こうあるべきを書いた本。
    学術チックな書き方なのか、文中にやたら注釈が出てきて、その数が異常に多いのがしんどいです(10ページ中に50コとか…)
    相手がどういう意図で注釈打っているかと気になって見に行くと、何度も注釈ページの間を往復することになり、読むテンポが悪くなります(しかも大した内容じゃなかったり・・)
    マクロな視点の話で、個人に落として活かせる部分は少なそうだなということと、オードリータンさんの本のように読み進めみるとワクワクするといった展開もなかったです。

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著者プロフィール

メディアアーティスト。1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。

写真集「質量への憧憬(amana・2019)」NFT作品「Re-Digitalization of Waves(foundation・2021)」など。2016年PrixArsElectronica栄 誉賞 、EUよりSTARTSPrize受賞、2019SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞。Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART andTECH、 Asia Digital Art Award優秀賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品多数。

主な個展として「Image and Matter」マレーシア, 2016、「未知への追憶」渋谷マルイMODI, 2020、「物化-Transformation of Material Things-」香港アーツセンター, 2021、「日下部民藝館特別展」岐阜, 2021-2024、「晴れときどきライカ」ライカギャラリー東京/京都, 2023、「ヌルの共鳴:計算機自然における空性の相互接続」山梨・清春芸術村 安藤忠雄/光の美術館, 2023、「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」東京・Brillia Art Gallery, 2024など。

常設展として「計算機と自然、計算機の自然」日本科学未来館, 2019。その他の展示としてSIGGRAPH Art Gallery, 「Ars Electronica Festival」2015-2021、「 AI More Than Human」UA・バービカンセンター, 2019,「おさなごころを、きみに」東京都現代美術館, 2020、「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」 北九州市立いのちのたび博物館, 2021、「Study:大阪関西国際芸術祭」2022-2023など多数出展。「New JapanIslands 2019-2023」エグゼクティブディレクターや「日中韓芸術祭2021 in Kitakyushu」、「落合陽一×日本フィルプロジェクト2018-2025」の演出を務めるなど、さまざまな分野とのコラボレーションも手掛ける。

「2026年 『マタギドライヴ:計算機自然の辺縁における脱人間知性的文明論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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