- Amazon.co.jp ・電子書籍 (193ページ)
感想・レビュー・書評
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俺の二子は大阪地元公立小中だが、その東京在住の叔父の二子は私立女子校で、高偏差値であったことを今更知った。受験産業の実態というか、中学受験がこうなっているというのは、当事者以外まして受験世代の子を持つ者以外には知られていない。高偏差値校に入学すれば、近所の噂ぐらいにはなるだろうが。
十数年前には中学受験対策産業発達が今程にではなかっただろうが、それでも何ほどか世話にならないと、天才以外は合格する道筋は無さそう。「荒廃する教育現場」という風評による親の恐怖を利用している。アメリカで、公立教育における人種分離が違憲とされたとき、白人子女のみの私立校が林立したように。/物語は、佐倉という空手をやっていた女子が「子どもを教える楽しさ」を求め中学受験中堅校に就職。
受験日名物「塾講師の送り出しエール」に並立した彼女は最大手塾から来た黒木が降り積もる雪も意に介さず立ち尽くすのに感銘を受ける。彼女の校の生徒の「湿度を出す公式は何だっけ?」というパニック的質問にも親切に答えてくれた。
一ヶ月後、なんと、彼が新任校長となって再会。黒木は何も知らない彼女に教育産業の常識を知らしめていく。
業界漫画と思いきや、中盤以降、思いもかけぬ展開が待っている。個人的には『ドラゴン桜』はファンタジーで、本作の家庭ドラマは人間が描けている、と思う。 -
これを読んだだけで、お腹が痛くなるような私が、
中学受験をする息子の母親になんてなったら、
メンタルもたないだろうなぁ、、、 -
『二月の勝者-絶対合格の教室-』
日本テレビ/毎週土曜放送
2021年10月16日から -
だいぶ前に読んだが記録していなかった。改めてみても面白い。
こういうのをマンガ力があるというのかな。
自分も中学受験経験者で、懐かしく思い出した。
綿密に取材していることがわかる。 -
中学受験こゎぃと思いながらドキドキしながら読んでます(公立至上な田舎育ち)
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学習塾業界の論理がしっかりと語られている点や、それぞれの家庭状況の違いもリアルに描かれていて、めっちゃ面白い。
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おんっっもしろ!!!