敗者のゲーム〈原著第6版〉 [Kindle]

制作 : 鹿毛雄二 
  • 日本経済新聞出版社
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感想・レビュー・書評

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  • イェール大学のロジャー・イボットソン教授の研究によると、投資リターンの 90%以上は資産配分からもたらされ、銘柄選択やマーケット・タイミングの効果は副次的なもの

    これに従って10数年インデックス投資を続けています。おかげさまで現状はかなりの含み益を抱えています。今の所何かに使う予定はありませんが、何かあった時を見越して、利益確定させて税金取られることのないよう、バイアンドホールドを続けていきたいと思います。

    ずっと気になっていた信託報酬高による投信の切り替え要否は自分の中でようやく解決しました。少数第一位くらいの信託報酬の差であれば切り替えずに持ち続けた方が得をする、という結論です。よって、バイアンドホールドの正当性がより強化されたと思います。

  • インデックス投資家の「バイブル」といわれている本書。 やはりインデックス投資家によく読まれているマルキールの『 ウォール街のランダム・ウォーカー 』と比較すると、理論面およびデータや出典の扱いなどでやや雑な部分はありますが、全般的に投資の姿勢や行動規範に関する記述が大半を占めるので、そういう意味でもバイブルあるいは福音書といったところでしょうか。マルキール読んだのは20年くらい前なので、詳細についての記憶が不確かですが。ただ、思っていたよりインデックス推しの部分が控えめであり、資産運用にあたって最初に目的とリスク許容度を明確にし、ポートフォリオを決めた後はブレることなく愚直に計画通り進めることの重要性を強調しています。他にも個人的には、100-年齢だけEquityなどのリスク資産になどと一般的に言われるけれど、信託や寄付をも視野に入れ世代を越えたもっと長期的な視点で考えるべき点(もっと積極的に寄付や慈善を検討しよう)、また運用と意思決定との立場を峻別し運用機関任せにしないこと(勤務先で年金委員となっていて実際には大手コンサルを活用しているが、社内は私以外に発言者がいないのでチェックポイントとして参考になった)、などこれまであまり意識していなかった点について指摘がとても示唆深く、色々と考える機会になりました。インデックス投資だけでなく長期投資を志向している個人投資家や企業年金の運用を管理する立場の方には参考になる所は多いと思います。

  • 投資の入門書として素晴らしい一冊。
    プロの専門家を揃えた機関投資家が90%を占めるマーケットで個人投資家が市場平均の成長率以上の成果をあげる難しさ、アクティブ運用による売買手数料や管理費用、税金を考慮するとむしろ著しく成績が悪くなる証券会社が隠す事実を論理的、且つ実証的に羅列してありわかりやすかった。
    個人投資家にとって重要なのは、市場に勝とうとすることではなく長期的な投資目的を明確に定めて、短期の市場の上下に一喜一憂することなく投資方針を自律的に貫くこと。老後を見据えた超長期で投資する場合は債権よりも株式を推奨しており、その中でもインデックスファンドを強く推奨している。

    この本を読んで401Kのポートフォリオを組み替えました。笑

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著者プロフィール

ホワイトヘッド財団理事長
1937年生まれ。資産運用分野における世界的重鎮。エール大学卒業。ハーバード・ビジネススクールで最優秀MBA、ニューヨーク大学でPhD取得。1972年にグリニッジ・アソシエーツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、金融会社、投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングで活躍。2001年6月、代表パートナーを退任。この間、全米公認証券アナリスト協会会長などを歴任。

「2018年 『投資の大原則[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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