- Amazon.co.jp ・電子書籍 (231ページ)
感想・レビュー・書評
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かけ出し調律師の成長録。
調律会社の4名の先輩たち、お客さんである双子の姉妹のストーリーなど丁寧に書かれている。
特にこの姉妹のストーリーが秀逸。こっちがメインでも良さそうだけど、飽くまで主人公は北海道の田舎の山育ちの冴えない青年。
山育ちというバックボーンがどこで真価を発揮するのだろうと読み進めた。
正直なところ、音楽が個人的にかなり疎いこともあり、夢中になって読み進める感じにはならなかったが、ピアノをやっていた人はきっと好きになる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても期待して読んだ作品。
でも……、ただのお仕事小説にしかおもえなかった。
もう一味、一捻り欲しかったな。-
2023/12/25
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2023/12/25
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本屋大賞で期待したがそこまで面白くはなかった。
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調律師という仕事の奥深さを知れるものの淡々としたお話しだったので、期待していたぶん少し拍子抜けしました。少し時間を置いてもう一度読み直してみようと思う。
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「綺麗な話」なのだと思いますが、なんというか…ずっと足踏みしているみたいな話でした。
ことあるごとに、主人公が同じ心情を違う言葉で表現しているような感じに思えました。
大きな展開があるわけでもないので、面白いという感覚はありません。
個人的に回りくどい表現が好きではないので、作者の書き方と合いませんでした。 -
調律師のお仕事について知ることができるプラス、人間模様も描かれていて良かった。ただ言い回しがくどいなぁと思い共感しづらかった部分も多々…
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ピアノの調律師の話。
作中「人によっと音に呼び覚まされるイメージは違うのだとあらためて思う」とあるように、私にはピアノと森が結びつかなかった。
調律師はピアニストではない。
例えば、社長ではなく秘書、医者ではなく看護師、作家ではなく編集者。
本当に満足なんだろうか、綺麗にまとまりすぎた話だった。
(電子書籍 kindle)