警視の哀歌 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ずっと読み続けているシリーズものミステリってこれくらいいになってしまった。んだけど、なんだか今回はいまひとつだったような。。。
    このシリーズ、ロンドンが舞台で、イギリスの名所旧跡が出てきたり、いかにもイギリスならでは、イギリスらしいっていう背景が楽しいんだけど、今回はロンドンの、水晶宮というかつて万国博覧会の会場となった建物があった場所が舞台っていうのもそれほど効いてなかった気がするし。
    うーん。ジェマとダンカンの関係も落ち着いついちゃったからなあ、というのもあるのかも。。。
    シリーズものって新鮮さを保つのが難しいよね。。。

    そういえば、だれはだれと英語の発音が同じだから同じような育ちだろう、とかいう描写がよく出てきて、なるほどイギリスだーと思った。階級社会。この前読んだ「ロンドン・デイズ」でなるほどと思ったことがでてきて興味深かった。

  • シリーズ第15弾。
    また複雑に絡み合った謎と筋立てがとても良い。
    そして、過去に出てきた人達の次のステップが見られるのも、とても嬉しい。
    悪意もあるけど、必ず対立する善意がある。
    それをしっかりと感じさせてくれるところが、このシリーズが好きな理由の一つ。

    そして最後、そこで切るか!!(絶叫)

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著者プロフィール

米国テキサス州ダラス生まれ。後に英国に移り、スコットランド、イングランド各地に住む。現在は再び故郷・ダラス近郊で暮らす。代表作のダンカン・キンケイドとジェマ・ジェイムズのシリーズは、米英のほか、ドイツ・イタリア・ノルウェー・オランダ・ギリシア・トルコでも翻訳され、人気を呼んでいる。

「2023年 『警視の慟哭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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