狂い壁 狂い窓 (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社 (2018年2月15日発売)
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みんなの感想まとめ

多様な視点から語られる物語は、読者を不安にさせつつも、最後にはしっかりとした解明が待っているため、緊張感を持続させます。ホラーから始まり、途中でミステリーへと転換する構成は、予想外の展開を生み出し、読...

感想・レビュー・書評

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  • 読むのになかなか骨の折れる作品だった。章ごとに変わる語り手と視点人物。いったいぜんたい何を読まされているのか。「?」となりながら進むのが不安。最終的にきっちり解明されるところはさすが。しかし僕の肌には合わなかったみたい。やっぱり僕はミステリ好きではないのだろうな。それにしては数としては読んでいるけれど。

  • ホラーだと思い込んで読み始めて、三分の一くらいのところでミステリだと気付いた。そうすると謎解きのところで伏線を忘れてるのね。ミステリを読む時は頭の使い方を切り替えてるんだな。
    怪異を合理的に解明するタイプのミステリ。とは言え、オカルトよりニューロティックなホラーで、超常現象が如何に人為で解明されても、不安定な神経がむき出しになるような怖さは変わらない。
    かなり湿度の高い恐怖譚だけれど、終盤、不意に晴れ間ができて乾いた風が吹くような感覚がある。この辺り、作者の持ち味かなと思う。

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著者プロフィール

竹本健治:
一九五四年兵庫県生れ。佐賀県在住。中井英夫の推薦を受け、大学在学中に『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」上で連載。デビュー作となった同書は三大奇書になぞらえ「第四の奇書」と呼ばれた。
ミステリ・SF・ホラーと作風は幅広く、代表作には『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』の「ゲーム三部作」をはじめとする天才囲碁棋士・牧場智久を探偵役としたシリーズや、自身を含む実在の作家たちが登場するメタ小説「ウロボロス」シリーズなどがある。近著に大作『闇に用いる力学』。

「2022年 『竹本健治・選 変格ミステリ傑作選【戦後篇Ⅰ】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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