ゲームの王国(上) (早川書房) [Kindle]

  • 早川書房 (2017年8月25日発売)
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  • 上巻はポル・ポト政権が樹立するまでの時代、物語としては、ムイタックとソリヤの出会いと別れ、そして再開までが描かれる。基本的に歴史小説のような内容なのでSFを期待すると肩透かしをくらうかもしれない。本作の主人公ムイタックの周辺のちょっとおかしな人々(ムイタック含む)と東南アジアの非科学的なものの考え方については、「そういうこともありそう」と思える。しかし、基本的には下巻への助走という感じなので、そこまで大きな話の波が無くやや退屈に感じてしまった。

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著者プロフィール

1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年『ユートロニカのこちら側』で、「ハヤカワSFコンテスト大賞」を受賞し、デビュー。17年『ゲームの王国』で、「山本周五郎賞」「日本SF大賞」を受賞。22年『君のクイズ』で、「日本推理作家協会賞」長編および連作短編集部門を受賞。23年『地図と拳』で、「直木賞」を受賞する。

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