漫画版 野武士のグルメ 3rd 漫画版 野武士のグルメ (一般書籍) [Kindle]

  • 幻冬舎コミックス (2018年1月31日発売)
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  • 土山しげる・久住昌之『野武士のグルメ 3rd』幻冬舎。


    オトナ版『孤独のグルメ』の第3巻。定年を迎えた主人公が自らを野武士に例え、オトナのグルメを楽しむ。7編を収録。いずれも共感するところが多く、面白かったのだが、『現代の大食堂』が一番面白かった。

    『文士の鰻』。野武士が鰻屋で1杯。オトナの贅沢。

    『野武士のステーキランチ』。野武士がステーキハウスに挑む。

    『ハモニカ横丁のソーキそば』。メキシカンと琉球料理という不思議な空間に野武士が迷い込む。

    『野武士のおでん』。野武士、飲み過ぎるの巻。

    『中野の甘味屋めし』。最近、地方では見掛けなくなった甘味屋。東京の下町ではまだまだ健在。

    『現代の大食堂』。野武士、デパートの大食堂に挑む。上野と言えば聚楽台という名店があったのを思い出す。最近、再開した花巻のマルカンデパートの大食堂などもレトロな雰囲気の残る数少ない大食堂。

    『町の寿司屋』。冒頭に釜石の話がチラリと出るが、あれは飲んべえ横丁を舞台にした『釜石の石割桜』のことだろう。

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著者プロフィール

土山 しげる(つちやま しげる)
1950年2月20日 - 2018年5月24日
石川県金沢市出身の漫画家。拓殖大学中退、大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授。1973年、『ダラスの熱い日』でデビュー。しばらくは劇画誌にて原作付きで『極道ステーキ』などの裏社会マンガを手がけていた。
2007年、『喰いしん坊!』で第36回日本漫画家協会賞優秀賞。『野武士のグルメ』『荒野のグルメ』といった久住昌之氏原作のマンガは、広く人気を集めた。

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