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Amazon.co.jp ・電子書籍 (264ページ)
みんなの感想まとめ
人生の本質に迫るこの作品は、大富豪の祖父が残した9つの手紙を通じて、主人公が自己発見の旅をする物語です。お金や仕事、人間関係についての重要な考え方が描かれており、読者はこれらのテーマを自分自身に問いか...
感想・レビュー・書評
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若者向けの人生指南書であるが、物語になっているために読みやすい。人生は旅であり、人との出会いである。
至極当然のことであるが、今の若者にこそ「旅をしろ」と言いたい。
そして、私がもしもう一度若者に戻れたとしたら、その時は尻を叩いてでも「旅をしろ」と言ってほしい。
今にして思えば、本当に若い時分にもっと世界を見るべきだった。
留学でもいい。日本以外で暮らす経験は必要だったかもしれない。
そんな過去を悔やんでもしょうがないのだが、そう考えるとどれだけITやデジタルが発達しようと、人生における旅の重要性は普遍なのかもしれない。
なぜ旅とは、人との出会いとは、こんなにも人間を成長させるのだろうか。
ふと考えてみると、長距離を移動する生物はそれなりに存在する。
渡り鳥だってクジラだって長距離を移動すると聞く。
バッタだって大量発生した時は大陸の端から端まで移動する話を聞いたことがある。
しかしながら「人間の移動」とはどうも様相が異なる。
なぜ人間だけが旅をすると成長するのだろうか。
それも成長するのはあくまでも目に見えない内面だ。
そう考えると、「人間の旅」というのは、本当に特別なことなのだろうと思う。
本書ではそれぞれの旅先で読むために、祖父の言葉を手紙の形式で孫に遺している。
ある意味で祖父の遺書なのだが、そこには相続の事などではなく、人生で大切なことを9篇に分けて記載している。
それぞれの篇はもちろん大切なことが書かれているが、50代となった自分が読む上では、祖父の視点で見たり、孫の視点で見たりと、使い分けながら読んでみた。
最近は年齢を重ねたことで、自分でも死を意識することが増えたと思う。
だからこそ祖父の視点であれば、息子(私にまだ孫はいない)に何の言葉を遺すだろうか。
孫の視点で見た時には、今の時代50歳がまだ若者だとすれば、何が自分の心に刺さるだろうか。
そういう気持ちで9篇に接すると、案外と最終の「運命」が今の自分に一番しっくりと来たのだ。
人生が100年とすれば、私の年齢はまだまだ中間点。
これからの私の運命はどうなっていくのだろうか。
運命とは決まっているようでいて、実は自分が手繰り寄せるものでもある。
宿命は定められたものであるが、運命は変えられるもの。
今までの50数年間の人生は、正直言えば大した人生ではないかもしれない。
だからと言って、そこまでひどい人生でもないと思う。
五体満足で、平凡なサラリーマンではあるが、それなりに平穏に過ごしてこれた。
それだけでも実は大変な幸運である訳だが、そんな私の後半の人生はどうなるのか?
病気になるかもしれないし、会社をリストラされないとも限らない。
交通事故だって全くあり得ない話ではない。
私はどんな運命を手繰り寄せるのだろか。
それこそ、一つ一つ毎日の選択をどうやっていくかで、私の運命が決まっていくのだろう。
日々の小さな積み重ねがこれからの私の運命を形作っていくのだ。
そう思うと運命とは偉大だ。
運命を軽く見てはいけない。
つまり平凡な毎日ですら、地に足をつけて行けということだ。
流されずに自分自身の足で立ち、自ら選んだ道を前に進めということなのだ。
悔いるようなことはするな。
前に進め。
例え人生が後半であっても、自分自身に言い聞かせて運命を切り開いていきたいと思っている。
私も案外とまだまだ若者なのである。
(2022/7/28)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生ってこういう風に生きてこその人生だ、と奮い立たせてくれる本だった。
日々足元だけ見て進んでいたところを、強制的に上を向かされた感じがした。書いてあることの多くはどこかで聞いたことがあるかもしれないが、一つ一つの言葉を「今どれくらいできているか」と自分に問いかけながら読むことで、多くの気づきがあると思う。 -
(2018/6/22)
本田健さんについては、何冊も本を読み、
podcastを毎週聴いていて、
彼の考えはもうわかっているつもりだった。
なので、健さん自ら集大成とおっしゃるこの本、
得るものはあまりないだろう、と、
勝手にたかをくくっていた。
そして手に取って読んでみて、、、
ひっくり返った。
自身、宮仕えはだめ、独立せにゃと、
サラリーマンをある意味ばかにしながら
30年以上サラリーマンをしている。
正直自分の時間がもったいない、と思うこともありながら、
下の娘が大学を出るまでは、、、
などと思いながら、
日本酒とラグビーとマラソンで気を紛らわせている。
この本はそうした自分に喝を入れてくれている。
「生きること、それは呼吸することではない。活動することだ」ルソー
健康で長生きなら幸せ、じゃない、人の役に立ってこそ、というようなフレーズもあったと思う。
そのあたりを忘れて今のほほんと生きつつある。
会社がちゃんと評価してくれず、年収が上がらないとかブツブツ言ってるのだが、
これは、ある意味、一つのサインかもしれないのだ。
そう。私も何度か転機があった。
父が急死し、相続で苦労し、同僚の声掛けがきっかけで税理士を目指したとき。
大前研一の主宰する通信教育を会社費用で学び、そこでラグビー関係者に知り合ったとき。
会社での将来に悩み、パワハラにも遭い、そうした中訪れた転職話に飛び付いたとき。
(税理士を目指したことがつながった。)
ライバル会社の知人との山登りに負けないためにその転職先の霞が関ビルの階段を上り、結果10キロ減量し、
同級生が開いた居酒屋に集まった別の同級生がマラソンを完走したということで、自分も走りだしたとき。
米農家の本を読み、彼の酒米の日本酒が飲みたくなり、都内の酒販店を訪ね、その酒に出会ったとき。
大阪出張の前に寄り道してマラソンを走る計画を立てたところ、他社との会合で「それならこの酒を」
といわれ、その酒造会社を尋ねたところ、社長がランナーで、ゆうじんになったとき
いろいろつながってるのだ。
そう、9つの手紙のうち、いくつかは実感している。偶然、決断、直感、行動
転職など、行動もしている。新しい世界に飛び込んでいる。
人間関係もいいと思ってる。いまだに友人が増える幸せ。
しかし、、
お金、仕事、失敗。
ここがまだまだだ。56年生きてきて、いまだにまだまだだ。
確かに、お金はあればいいというものではない。
お金の代償に自由を奪われても困る、とは思う。
しかし、自分のしたいことで世の中の役に立ち、お金も得られれば、
それ以上のことはない。
それはできていない。
その理由の一つに、失敗したくない、という意識が強いからだと思う。
卒業して結婚して子供が出来て成長して、、、
このプロセスで、失敗したくない、子供を無事に社会に送りだしたい、
というものが一番に立っていた。いまだにそうだ。
あと2年半。
ではそれが終わったとき、本当に自分のしたいことができるのか。
58歳。ラグビーワールドカップも終わっている。4試合見に行くが。
うーん。
まだどうしていいのかわからない。
ただ、一つ決めたことがある。
来年の3月3日、東京マラソンを走る。
何としても走る。
これは、決めた。
健さんは20歳の青年に読ませたかったかもしれないが、
56歳もまだ青年だ! -
久しぶりに本田さんの著書を拝読した。
大富豪だった祖母が20歳の孫に当てて書いた、9つの手紙。ストーリー系啓発本である。
人生で初めて本田作品を読んだ時はあんなにも興奮したのに、今や新鮮味がなく、特段なにも思わなかった。考え方が自分の中で当たり前になっているのだ。これは非常に良きことな気がした。
直感を信じ、行動し、人と被らない最高の人生をこれからも送っていきたい。29歳育児セミリタイア憧れる。目指したい。 -
【生き方】大富豪からの手紙 / 本田健 / 20230108 / 1/966 / <351/166876><R>
◆きっかけ
ダイヤモンド記事。
https://diamond.jp/articles/-/162674?page=2
◆感想
・少し早いが子供に宛ててどうかなと思ったが、なかなかどうして自分自身にとても染み渡った。
・年初1冊目にして、最良の本。もう少し若い時に出会いたかったと思ったが、いろいろな経験を重ねて感じたものを持っている今の自分が読んで納得できる部分も多く、こういう読み方でもアリかなとも思った。特に、シンクロニシティーの部分は言葉は違えど、考えていたこと。だから受け入れざるを得ないし、その状況を最大限活用して、ベストを尽くすしかないのだろう。
・ただ、幸せを山登りと平坦な道に例えたところは部分的には賛成だが、果たしてこうシンプルなのか?とも思う。苦行との引き換えに幸せがあるのであれば、平坦な道を志向するやりかたもあるのではないか。また、山の高さという程度論もあるのではないか。今の状況というのは、当方にとってあまりに高すぎの山、例えていうなら富士山、それよりはもう少し手ごろな高尾山くらいで十分、というのが当方の志向。富士山からと高尾山からで得られる幸福感に違いはあるのかもしれないが、高尾山で十分と思っておけばそれでいいのではないか。ちょっと疲れているかもしれない。
◆引用
★偶然に起きることはないし、偶然に会う人もいない
★すべてのことには意味があり、それを自分を幸せにするために起こっている。
・決断した瞬間に、その未来は同時に誕生する
・最高の未来は、いつも今の意識の外にある。
・直感は英知であり、自分を幸せに導くナビ
・自分にとって何が大事かは、心と体がちゃんと知っている。
・決めた未来は、行動することによってしか近づいてこない
・最低限、お金に邪魔されない人生を生きる
・誰かを幸せにするたびに、自分の器が大きくなって、お金から自由になっていく。
・仕事の喜びは、周りの人をまきこみながら、関係者全員を幸せにすること。
・世界は、あなたの才能が開花するのを待っている。
・成功するための唯一の方法は、失敗しても挑戦し続けること。
★自分に与えられた命を使い切る。
・本当の幸せは人間関係で得られる幸せにほかならない。
・最初に、自分から与えることで内面的に満たされる人になる
・両方がどちらも正しいと考えて認め合う
・運命はきまっていようとなかろうと、自分がやりたいようになる
★人生を信頼することで、人ととつながること。
・複数の点が線に、そして線が面に見えてくる
★シンクロニシティー(一見偶然に見える、意味のある必然)
・まわりで起きていることに直感を研ぎ澄まして意識を向ける。
・人生のすべてを一瞬で変えることはできない。だが、進む方向は一瞬で変えることができる。
・決断
―不安や恐怖を感じて当たり前
―不安の裏側にあるわくわくにフォーカス
―ストレスを感じるほど即決
―心配事の90%は起きない
・理性でよくわからないときでも、心と体で得た直感に人生をゆだねる勇気を持つ。
・プラスの行動エネルギー
―子供のころ純粋に楽しんでいたことを思い出してやってみる
―ずっと気になっていたがやっていない楽しいことを20書き出してチャレンジ
―うまくいった未来の自分をイメージする
・生きること、それは呼吸することではない、活動することだ。ルソー
・行動を起こせないのなら目標を立てる
・自分の才能を見つけて、それを磨き、ドキドキしながらお金を受け取るプロセスは人生でもっとも楽しいことの一つ。
・仕事で大切:情熱と工夫(量と質と方向性)
・視線の高さ
★幸せな時間は長続きしない。山登り、途中は苦しいが頂上に来たらすかっとした景色が見える。そこでしばらく形式を楽しんだら、また次の頂上を目指す。もちろん、負担をかけずに平坦な道を歩くという安定の旅もある。だが、平坦な道を歩いても、心が晴れ渡るような景色は見られない。途中で試行錯誤があるからこそ、うまくいったときの幸せも何倍も感じられる。谷が深いほうが山の高さを感じられる。そう考えれば失敗も悪いものではない。
・成功のために失敗は必要。失敗のない成功は危険。
・不便になることが多くなるだけで、不幸になる必要はない。
・人生の目的は自分を差し出すことで、人に喜んでもらえること。
・次のステップは何かを考えておくこと。
★これまでのすべてがつながっていて、すべてがベストタイミングで起きた。
★自分の人生を信頼できること。
・今の自分でいいという感覚を持つことで、深い幸せを得られる。
・宿命と運命の境界線は自分で引くことができる。
・宿命は宿る命。自分が生まれたときに決まっているもの。運命は運ぶ命。どうやっていきるかは自由に決められる。
・悪いことが起きるたびに、これで1つネガティブな要素が減った、と考える。
・直感で動き、人生がもたらすすべてを受け入れること。
・人生の目的は自分らしく生き、人とつながること。 -
『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめとする、お金や人生について書いた著作を多数発表し、ベストセラーにしている本田健。
その本田健が小説形式の著作を発表したと知り、文庫化を待たずに、電子書籍版で読むことにしました。
主人公は大学生の男子。
大富豪だった、でも遺産を残さなかった彼の祖父。
ある日、その祖父が生前に書いた手紙が、彼の元に届きます。
冒頭には、「この手紙には自らが学んだ、“人生のエッセンス”を書いた」という言葉。
そのエッセンスは9つの手紙に分かれていて、「必要なタイミングで読みなさい」とも書かれています。
そんな祖父の手紙を読みはじめた、主人公。
するとその内容は・・・というはじまり。
若者が祖父の手紙に導かれ、行動を起こす。
そこで人と出会い、学びを得る。
小説のようでもあり、自己啓発本のようでもある文章から、読者が“人生について大事にすべきこと”を学べるようになっています。
特に印象に残ったこと、自分の行動に反映しようと思ったのは、以下のようなことです。
・人生は楽しめるようにできている
・人から奪うのではなく、人に与える人になる
・直感を大事にする、でも計画はしっかり立てる
・幸せを感じているかと、どれだけ持っているかはイコールではない
・人に喜ばれることをする
主人公の年齢設定からすると、学生や若手社会人を主なターゲットとして、書かれているのかもしれません。
しかし本書に書かれていることは、読者の年齢に限定されない、普遍的なことなのだと思います。
「いい話だった」で終わりにするのではなく、「自ら実践」を心がけて、この本に書かれていることを、身につけていきたいと思います。
『モリー先生との火曜日』ミッチ・アルボム
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B009QW63C2
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