日暮れてこそ (光文社文庫) [Kindle]

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  • 光文社 (2010年6月20日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • しかし救いは、タイトルにあるのでした。この本のタイトルは「日暮れたのち」でも「日暮れてしまって」でもなく、「日暮れてこそ」。「こそ」の先には常に希望が待っているわけで、池澤もこの危機を乗り越えることさえできれば、未来にはまた光が待っていると、最後に思わせてくれる。

    まるでフランス書院もどきのアダルト小説まがいの激しいセックス描写
    佐和子と美香のことだ。元の上司に会いたいと、親子で、肉欲のかんけいになる。
    一番嫌いだった役員が、会社クビになり、痴漢行為で逮捕、警察官に脅されたあげく、自殺してしまう、痴漢行為の情報入手した、取引さけの担当が、警察に情報入手から発覚して、公開されてしまう。

    上司との軋轢から銀行を辞めた池澤に、かつて後輩だったという女性から届いたメール。しかし、池澤には香川佐和子と名乗るその女性の記憶はなかった。美しい娘とともに現れた佐和子との背徳的なセックス。人生の日暮れに待っていた「肉体の罠」が、池澤の人生を少しずつ狂わせていく。人間の弱さとは何か。ページをめくる手が止まらない、官能サスペンスの傑作!

  • ストーリー展開に無理がある。サスペンス?それとも官能小説?暇潰しには良いかもしれないが、今この瞬間からこの物語を忘れてしまうだろう。

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著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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