我が名はネロ 2 (文春デジタル漫画館) [Kindle]

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  • 文藝春秋 (1999年9月25日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • セールになっていたので軽い気持ちで購入したのですが、予想よりも遥かに良作で驚きました。

    実母のアグリッピナ殺害以降、義弟や正妻を次々と葬りながら、一方では悪趣味な乱痴気パーティや文化活動に耽溺し、これでもかとばかりに人間という生き物の醜悪さを露わにしていくネロ。その様子がこの著者の得意とする生々しい絵とストーリー構成で巧みに描かれていきます。
    しかし最後には読者の予想を裏切るような、それでいて泣かせる展開が待っていました。

    最後の数ページが非常に感動的なのですが、それに等しいくらい印象深く思えた場面がもう1つありました。有名な「主よ、何処へか行き給う?」の場面です。キリスト教徒ではない私ですら目頭が熱くなるものがありました。この著者はこういった神秘的な描写は苦手な方だと思い込んでいたのですが、どうやら見誤っていたようです。
    この場面のお陰で、無性にノーベル文学賞作品の「クォ・ヴァディス」を読んでみたくなりました。

  • Kindle Unlimited

  • 実母を暗殺し、ローマ帝国を手中に収めた“皇帝ネロ”。しかし、放蕩三昧の日々も長くは続かない…。ネロの死までを描いた完結編

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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