性格スキル――人生を決める5つの能力 (祥伝社新書) [Kindle]

  • 祥伝社 (2018年2月10日発売)
2.67
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 15
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (158ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『パーソナリティを科学する』のノリで期待して大損した一冊。

    『パーソナリティ~』では、パーソナリティ特性(例えば外向性)は高ければいいわけでなく、高ければ高いで相応のリスクがあり、良し悪しでないとしていた。重要なのは「その人らしさ」にきちんと向きあうことで、自身の特性を知って、それを活かした人生を組み立てなさいと示唆していた。

    これに対して本書では、そもそもパーソナリティ特性を「スキル」とか言ってる時点でアレなんだけど、誠実性とかを伸ばして就活や仕事に有利になれ!みたいな、パーソナリティ特性を高めた方がいい!みたいな言い方してて、激しく残念。個性ってのはそういうもんじゃないでしょ。

  • 最初は類型的に分析していると思ったのに、じゃあ性格スキルを身につけるにはどうしたらいいかという話になると、結局根性論になってしまっていて、がっかり。
    困難や理不尽を乗り越えた経験は確かにプラスになるのはわかっているけど、実際どうすれば乗り越えられるのかというというとこが一番大事なところなのではないかと思うのだが、そこは本人の意志力次第、みたいな書き方。
    自分の今までの経験を鑑みるに、困難を乗り越えた時って、困難を課す相手への信頼があったり、こまめに達成感を感じられたり、乗り越えたときのメリットが約束されていたり、等のモチベーションが必ずあった。自分が好きでやっているはずの趣味でさえ、全然上達しないときは楽しくなくなって挫折しかけたので、自分へのハードルを下げて、わかりやすく達成感を感じられるような作業を挟むことでまた続けることができるようになった。
    安藤忠雄氏の独学のエピソードも、昨日よりわかる部分が増えた、というような小さな達成感があったからこそ続けられたんじゃないかと思う。それが、暗中模索でだったが諦めずに乗り越えた、みたいな美談として、つらい面しか書かないのはちょっとなーと思ってしまった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

慶應義塾大学大学院商学研究科教授
東京大学理学部数学科卒業、オックスフォード大学経済学博士号( D.Phil.)取得。経済企画庁入庁、OECD 経済局エコノミスト、日本銀行金融研究所研究員、経済産業研究所上席研究員を経て、現職。安倍政権の下で内閣府規制改革会議委員(雇用ワーキンググループ座長)(2013~ 16 年)を務め、雇用改革の切り札として「ジョブ型雇用」の普及を掲げた。

「2023年 『日本の会社のための人事の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鶴光太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×