T2 トレインスポッティング [AmazonDVDコレクション]

監督 : ダニー・ボイル 
出演 : ユアン・マクレガー  ユエン・ブレムナー  ジョニー・リー・ミラー  ロバート・カーライル  ケリー・マクドナルド  アンジェラ・ネディヤコバ 
  • Happinet
3.52
  • (4)
  • (22)
  • (18)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 85
感想 : 29
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4547462116772

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スタイリッシュな絵作りは引き継いでおり、
    中毒者の幻覚を含めた世界観が象徴的に描かれる。
    それと同時に、若さゆえのアッパーさが前作ならば、
    青春を捨てきれないが現実は中年になり打ちのめされているその寂寥感と抑うつ感があって、
    このメランコリックさがたまらない。

    奥深い2作目になっているのだった。

  • この間観た『トレインスポッティング』の続編。
    前作の20年後、仲間たちを裏切って大金を持ち逃げしたマークがエディンバラに戻ってきたところから話が始まる。

    コカイン中毒で、薬のために金を稼ぐことだけが生活のような彼らが、20年でどれだけ変わったのかというと…変わっていません。
    マークはオランダで更生して立派になって帰ってきたように見えますが、実はオランダでの生活に行き詰まり戻って来ただけ。

    結婚して子どもを持ち、やり直そうとしたスパッドはやっぱり社会生活に向かなくて家族に見捨てられ、世をはかなむ。
    シック・ボーイあらためサイモンは、恐喝で得たお金で依然としてコカイン漬けの日々。
    ベグビーは何とずっとムショ暮らし。なので脱走して娑婆に出てくる。

    誰も変わってないじゃん。
    これじゃダメだという気持ちはある分、今の生活は苦い。

    サイモンの若い恋人ベロニカに「昔話ばかり」といわれてしまうおじさんたちは、やり直したい気持ちももっている。
    あの年で、夢も希望もある。ないのはやる気と根気と運。

    一攫千金を狙う彼ら。
    そこに、20年間刑務所に入っていたため時間が止まっているかのようなベグビーが戻ってくる。
    20年間ずっとマークを恨み続けて。
    彼が一番変わっていない。相変わらず暴力的で、自己中で。

    だけど、変わらないけど、日々人は変わり続ける。
    変わり続けるけれど、変わらないものを持っている。

    あのベグビーが、最後に見せる父親としての顔。
    人がいいだけで、一番頼りなかったスパッドが持っていた才能と新たに見つかった才能。
    父親と和解するマーク。
    一見変わらないように見えるサイモンも、きっと地に足がついた生活を送るのだろう。
    永遠の中二病の終わり。

    だからといってすべてが劇的に良くなるわけでもない。
    マークがベロニカに語ったように、人生は選択の繰り返しだ。
    自分の人生は、自分が選んだ結果でできている。
    それを知っている彼らは、これからも何度も薬断ちをしたりしながら、ぬかるみから這い上がろうともがくのだろう。
    未来を選べ!

    この年になると心に刺さるところもあって、けっして同じような青春を送ったわけではないのに、身につまされるわ。
    数々の選択の結果が、今の私です。はい。

  • みんなみんな歳をとる。

  • 冒頭、ベグビー(ロバートカーライル)がおじいさんになってて驚く、スパッドはそんな変わらない笑笑。シックボーイとレントンはあんまり変わらんねぇ笑笑。さぁ今回はどれくらい面白いか楽しみだよ。
    嗚呼、この機関車の壁紙が懐かしい〜ここで地底旅行に堕ちて行ったんだよ笑笑。
    エジンバラの景観は素晴らしいですね。ほんと美しい場所だ。
    やっぱりカソリックとプロテスタントって仲悪いんだね笑笑。
    相変わらずいい加減で行き当たりばったりみたいな行動してんなぁ笑笑。しかし英国人はほんとサッカー好きだよねぇ笑笑。それによく喋る笑笑
    女子高生だった彼女は、当時も知的な顔してたけど弁護士になったんだね。今でも綺麗だわ。46歳にもなりゃ人生の半分は終わってて自分の人生が一定の評価出来るものであったのか、そうではなかったのか?自分で判断できてるはず…成功した未来から落ちこぼれたって分かってしまうのは悲しいことではあるけれど、再スタートって何歳になっても出来る。本当に死んでしまう前ならいつだって出来るんだって…そんなメッセージがあるんだろうな。それでも「人を呪わば穴二つ」誰かを出し抜こうとしたら、自分も出し抜かれてる…
    人生ってそんな甘くないんだね笑笑。
    音楽も良かったし最後まで面白く見せてもらいました。
    ラストシーン、真下じゃなく真横に伸びて行ったのもとても面白かったです。下に落ちることこは踏み止まれたけど、現状維持の平行線…ってトコなんだね笑笑

  •  1990年代を代表する青春映画『トレインスポッティング』(1996年)の続編。
     『トレインスポッティング』は封切り当時に一度観たきりで、内容をほとんど覚えていなかったので、まずそちらを再見(アマゾンのプライムビデオに入っている)。

     正編は、仲間たちとヤクの取り引きで手に入れた大金を主人公マーク・レントン(ユアン・マクレガー)が1人で持ち逃げするところで終わった。この続編は、マークが20年ぶりに街に舞い戻るところから始まる。

     正編の主要キャラたちの20年後を同じキャストで描くという、ある意味でとても残酷な続編だ。
     日本の代表的な青春映画――たとえば『祭りの準備』や『サード』の20年後を描く作品が、同じキャストでもし作られていたとしたら? 青春の無残な残骸を見せつけられるような、ひたすら暗く哀しい映画になったに違いない(※)。

    ※『トレインスポッティング』と同年に作られた青春映画である『キッズ・リターン』を例に挙げようと思ったのだが、『キッズ・リターン』は主人公たちの10年後を描く続編(『キッズ・リターン 再会の時』)が作られていた。私は未見だし、こちらは「同じキャスト」ではないけど。

     が、本作は意外に楽しめた。
     『トレインスポッティング』は、ヘロインに耽溺する無軌道な若者たちのデスペレートな青春を、ポップかつスタイリッシュに描いたところが新鮮だった。悲しい歌詞を楽しいメロディーに乗せたねじれた歌のような味わいがあったのだ。

     同様に、この続編に描かれる主要キャラたちの20年後は悲惨なのだが(ベグビーは刑務所に服役中だし、シック・ボーイは売春と恐喝をなりわいにしているし)、その悲惨な中年ぶりが、ポップかつスタイリッシュに描かれているのだ。

  • Trainspottingは世界一汚いトイレに入る映画としてLust for lifeとborn slippyとともに記憶されている映画で、その20年後を同じ役者でpolishされた世界に再現するとどうなるのか?ってことなんだけど、音楽が弱いような気がする。というか、おんなじ音楽。エンターテイメントとしてぎりぎり成り立ってるかな。スタイリッシュに老いるって難しいですねえ。

  • 『トレインスポッティング』の20年後を俳優さん達もそのまま歳を取ったままで撮った作品です。
    ダメ人間が大人になって、というかそのまま歳だけ取って行った20年後に、前作の騒動から主人公のレントンが戻ってきて彼らの物語が動き出します。
    なので、『トレインスポッティング』リアル世代はこの『T2』も結構刺さると思いますね。
    前作は才能やセンスで画を撮っていましたが、本作ではそのような臭いは消えて、機材の20年間の発達を駆使した美しい映像が散りばめられています。粗削り感がなくなったという評価もあるでしょうが、大人が見るにはむしろ良い映像になっていると思います。前作を知ってる人には所々サービス(ご褒美)カットも入っていますし。
    本作では、ラストに流れるProdigy版の『Lust For Life』と、前作のunderworldの『Born Slippy』のアンサーソングとなる『Slow Slippy』が印象的でしたね。

  • 前作の20年後。みんなクズな大人になっているのは想像通り。とりたててて面白いことが起きるわけではないので、前作に思い入れがなければ、退屈な時間を過ごすだけとなります。

    前作はサントラがすごく話題になったし、ユアン・マクレガーのブレイクなど、付加価値も多かったのですが、今回はそれが全部落ちちゃってるわけで、なおのところ見所が薄い。

    BS-TBSにて。

  • 2023/05/14

  • 20年経って、みんな年をとってもあまり変わらない。音楽に乗って疾走感のある描写も相変わらず。
    結局、レントンの帰郷は、それなりの騒ぎを引き起こしたものの、それぞれの生活に戻っていく。
    ラスト、レントンが自分の部屋に戻って、一人で踊るシーンがいい。

  • 名作から20年後の、ちょっと中年になっちゃった主人公たちは、未だ不幸と退廃を生きていた。彼らが再開して、ろくなことにはならないのだが、健康と家族と、そしてクレージーな感性はまだまだ無くさないぞと気合を入れてくれる。ワルのメンバーも、同じように歳をとっていく。ユアンマクレガーの諦め感のある演技は秀逸で、ある程度中年になった落ち着きと、変な諦め、健康を害しながら、前を向いて生きていかないといけない、そんな姿の方がよっぽどやばいだろうと、ダニーボイル監督のメッセージが際立っている。世界がフォローした、感性の最も尖った映画であり、ファッションも音楽もスーパークールだったトレスポのパート2、見たくなかったが、ついに見てしまった。

  • わからないけどわかる映画だったトレスポ。今回もそんな映画。ノスタルジー。青春。年取っても同じ感じ

  • 青春回収
    やっぱりsick boyだよな

  • いいおっさんどもが阿呆なことをやっている阿呆ぶりを楽しむ映画、前作のファンなら見ておいて損はない。映像と音楽のスタイリッシュさは前作にも負けていない。

  • あの4人がどうなったか。薬におぼれた初代の描写も良かったけど、どうしようもなくダメな大人になった哀しさみたいなものが描かれたこちらの方が好み。今の時代に観たからかもしれないけど。ドラッグ文化でウェィウェイみたいな歳でも時代でもないからかもしれない。そういう鎧を取り去ってみた素の自分になってみて、改めてダメだけど愛おしい、みたいな。

  • 20年経ち、得たものはスパッドの小説の才能だけだったのだろうか。。。

    彼だけが過去に生き続けているような、それでいて家庭や子供も持っており、一番未来に向けて生きている、生かされている。ヘロインはやらなかったが。

    シック・ボーイは名前もサイモンとしており、過去とは訣別したがっているようにも見える。
    マークも同様だが、なんやかんやで実家に戻って行ってしまった。

    ベグビーも結局は何も変わっていなかった。

    過去と離れたくて生活を変え、名前も戻し、としていたが結局変わったのは身体性だけで精神性は変わっていなかった。

    スパッドは故郷と離れることを拒みながらも、
    精神性も過去を彷徨っているように見えるものの
    何かを残す、作るということである種の先進性を
    得ようとしているような。。。ヘロインも脱した。

    おたく、中毒、似たようなものだが、ぐるぐると嵌ってしまうもの、途中で遠心力で抜け出るもの、
    トレインスポッティングの意味はなんなのだろう。
    本のタイトルは一体何になったのだろう

  • また熱狂的なファンが喜びそうな映画だこと

  • どうしようも無い登場人物達だけど、その人間臭さがいいですよね。

    前作を最近観ていたのもちょうど良かったです。前作のドラッグでぐちゃぐちゃな映像を思い出すと、今回はその辺の描写もドラッグ量も控えめです。

    スパッドが前作から今作にかけてを小説にするというアイデアは結構好きです。それでベグビーに色々バレるのも含めて笑

  • 前作のことを全然覚えてないまま観たから一貫してなんの話をしているのか分からず。作品にごめんなさいだわ。
    映像はなんだかおしゃれだったよ

  • 前作「トレインスポッティング」を見たのが9年前だったので、お恥ずかしながら内容を殆ど忘れてしまってました。(笑)よって、今回の「T2 トレインスポッティング」を観る前に「トレインスポッティング」の内容をネットで復習しました。前作とメインキャストは殆ど同じですが前作公開から20年が経っていたので時代の流れを感じました。
    肝心な内容なのですが、前作のネタバレになってしまう都合上、詳細を書けないのですが、映画中でも20年の月日が経過し、其々の人生を送っていたスコットランドのエジンバラに住むジャンキー仲間が再開し、一騒動を起こすって感じの内容です。時間がある方は1と2を一気に観る事を強くお勧め致します♪

全26件中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×