NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 (2018年4月号) (月刊誌)
- 日経BPマーケティング (2018年3月30日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・雑誌 / ISBN・EAN: 4910068470485
感想・レビュー・書評
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環境問題テーマ無しの珍しい号だった。
人種についての記事、遺伝子レベルで見ると人種間の優劣はもちろん、そもそも人種という考え方が遺伝子レベル的にはナンセンスだということ。先祖から聞いていた自分のルーツが遺伝子解析によって誤りであったことが判明することもしばしばらしいので、いかに人種が主観的で根拠のないものかを知る。そこから差別が生まれるのもやるせない。
その後に続く、人類は集団生活で生存してきたために、敵対する他者を作ってしまう性質を持ち、それゆえに紛争や衝突が起こりやすいという記事では、対立を無くすために共通項を認識させ共同作業を行わせることで解決可能とあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々に当たり。
『超監視時代』
ディストピアさながらの…という文脈がちらほら見受けられるのですが、実感を伴わないのは歴史的な背景でしょうか。少なくとも、現状、好ましいように思います。
『遺伝子レベルで人種を見る』
『「私たち」と「彼ら」対立の心理学』
「簡単に上書きされる」という実験結果は、良くもあり悪くもあり。そんなに賢いもんじゃないよと自らを戒めなければ。
『あなたの知らないスズメ』
幼鳥がめっちゃかわいい。成鳥も可愛いのですが、幼鳥見た後だとりりしく見えてしまいます。
『生命が複雑なったとき』 -
朝監視時代を読んで、伊藤計劃の本やスノーデンの本を思い出した。ジョージ・オーウェルの『1984年』は最近別のテレビ番組でも紹介していて、読みたい思いが強くなった。
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