星を掴む～宇野昌磨 [Kindle]

著者 : 青嶋ひろの

• 2018年2月16日発売

感想・レビュー・書評

[Miraさんの感想 · 2018年9月30日]

2014年の全日本ぐらいから昌磨くんのファンになって、最初のトゥーランの涙の世界選手権で落ちたわたしですが、その前のことはぜんぜん知らなかったから、本書で時系列で追えたのはよかった。アクセルをいくら練習してもとべなくて、無良くんのアドバイスで4回転トウループを先にやったら飛べてしまったのは、その2014年夏のことだったんだね。さきに4回転を飛んだら、アクセルもすぐ飛べるようになりそこからジャンプが一気に花開いていった。なので、ビデオで主な演技を見ながら読みすすめると、彼の進化を追体験できて感動します。それにしてもアクセルを本格的に練習しはじめてから飛べなかった時期、ほんとに長かったんだなあ。

著者プロフィール

静岡県浜松市生まれ。2002年よりフィギュアスケートを取材。日本のトップ選手へのインタビュー集『フィギュアスケート日本女子ファンブック』『フィギュアスケート日本男子Fan Book： Cutting Edge』を2014年まで毎年刊行。著書に『浅田真央物語』（角川つばさ文庫）、『バンクーバー五輪フィギュアスケート男子日本代表リポート　最強男子。』（朝日新聞出版）など。

「2019年 『宇野昌磨の軌跡　泣き虫だった小学生が世界屈指の表現者になるまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」