- KADOKAWA (2018年2月25日発売)
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感想 : 32件
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みんなの感想まとめ
事件の発生とともに、犯人が明らかになり、関係者のその後が次々と展開されるストーリーは、テンポよく進行し、読者を引き込む魅力があります。特に、物語の後半ではスピードが少し落ちるものの、全ての伏線が巧みに...
感想・レビュー・書評
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事件が起き、すぐに犯人が分かり、関係者のその後がどんどん明らかになり…と、テンポ良く進んでいって面白いし引き込まれる!
6割弱くらいからどんなオチに…?と少し物語の進むスピードもダウンしたこともあり、失速した感じはあるけど、終わってみればすべての伏線がちゃんと回収されててすごい。
どうやらこの作者さんはオチを決めてから、計算づくで物語を組み立てていくみたい。
どうりで隙がなく進んでくわけだ。
個人的には最後の最後の終わり方が少しねっちょりだけどあっさりで、あれっ、終わった。という気もするけど、キャラクター的には一貫してる姿勢だから納得っちゃー納得。
たぶんそのキャラを私が好きじゃないからだなw
性格好きになれなくてイライラした! -
途中引き込まれたけど全体的にドロドロした話だった。気持ちが暗い時に読んだら心荒みそう...
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誘拐が2回って。うんざりしそう。
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まさかの展開に驚愕間違いなし。
幼い頃の悪意のない事件がラストに繋がるまでの展開に圧倒されました。
最後まで真犯人を悟らせない読者へのミスリードは見事。一つだけちょっと違和感があったのは、家出した方もされた方も、度が過ぎていて現実味が少ないことでしょうか。犯人を見つけるまでの展開が緻密なだけに、その違和感が残りました。
それでも圧倒される展開でした! -
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2度の誘拐の被害者となってしまう愛子
泣いていた子(愛子)を助けようとしたことが結果的に自分の仕事優先で自分の娘(優奈)のことすら忘れてしまう典子。その結果愛子は全盲となってしまう。
時が経ち愛子は自我が芽生え、優奈は礼遠と結婚。そこでまた愛子は誘拐される。
全盲者の描写が面白かった。 -
二回誘拐される愛子。二回とも身代金を要求されるものの、お金が目的でも愛子が目的でもないというのはおもしろかった。目の見えない人の描写も興味深かった。
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作者さんは性悪説を信じているのだろうか。面白かった。
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最初の話が展開されると思ったら解決してて、第2の事件が起こる…という建付け。面白かったけど想像出来る展開ではあったので、トリックを楽しみに読むと物足りないかも。
狂ってる感じの人が好きならまずありかも -
12年前誘拐され失明した少女が再び誘拐された。 著者の緻密な描写により加害者被害者それぞれが抱える内心的混沌が巧みにその姿を明滅させながら物語を展開してゆく。 同じ全盲の身として特に異常時の“見えない恐怖”は十分過ぎるほどわかるだけに監禁の場面では思わず戦慄。
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過去に誘拐された少女が十二年の時をへて再び誘拐された――と聞くと面白そうで読んでみました。
途中で犯人が誰か想像はついたものの、その動機に関しては見事に外しました。犯人をにおわせる伏線も、確かに気付かなかった、上手いなと思わされました。
ただ、結局オチとしては犯人がただおかしな人なだけだったなと……。被害者の宮下一家だけはキャラクターがリアルで、かつて被害者だった家族が一歩先に踏み出すことができたと成長を感じられる反面、それ以外の登場人物はキャラクターが浮いていたのと、エピローグに持ってこられた人物のせいで、何の話だったのか(誰が主人公だったのか)ぼやけてしまったような……。関係ない他人というのは関係のないところを生きているので、それもまたリアルというものかもしれませんが、なんだか釈然としませんでした。
著者プロフィール
芦沢央の作品
