人工知能はビジネスをどう変えるか DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文 [Kindle]

著者 :
制作 : DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 
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  • 安宅氏による論文。

    メモ
    ・コンピュータ情報処理三つの変化
    1情報科学 深層学習は分析の軸も自力で把握する
    2データ 多様性とリアルタイム性の高い全量データ
    3情報処理力 リアルタイムに高い学習能力の実現。強い計算能力
    ・AIの利用用途
    識別 予測 実行
    ・AIと人間の棲み分け
    1AIには意思がない
    2AIは人間のように知覚できない
    3AIは事例が少ないと対応できない
    4AIは問いを生み出せない
    5AIは枠組みのデザインができない
    6AIにはヒラメキがない
    7AIには常識的判断ができない
    8AIには人を動かす力、リーダーシップがない

    ・AIが事業に与える5つの影響
    1一定規模以上の組織はすべてAI×データ的な取り組みが不可避になる
    2意思決定の質とスピードが上がる
    3状況把握から打ち手までが一つのループになる
    4集合知的なAIを作れるかどうかのゲームになる
    5ヒューマンタッチがより重要になる

    ・AIはマネジメントの概念を変革する
    1経営資源はヒトデータキカイへ
    2目指す姿を設定し、正しい問いを投げかけることが業務の中心に
    3異常値対応が重要な責任に
    4AI化する系の全体をどう制御するかが大切に
    5ソフトなスキルがこれまで以上に重要に

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著者プロフィール

慶應義塾大学 環境情報学部教授。ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)
データサイエンティスト協会理事・スキル定義委員長。東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程終了後、マッキンゼー入社。4年半の勤務後、イェール大学脳神経科学プログラムに入学。2001年春、学位取得(Ph.D.)。ポスドクを経て2001年末マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域中心メンバーの一人として幅広い商品・事業開発、ブランド再生に関わる。2008年よりヤフー。2012年7月よりCSO(現兼務)。全社横断的な戦略課題の解決、事業開発に加え、途中データ及び研究開発部門も統括。2016年春より慶応義塾大学SFCにてデータドリブン時代の基礎教養について教える。2018年9月より現職。内閣府 総合科学技術イノベーション会議(CSTI)基本計画専門調査会 委員、官民研究開発投資拡大プログラム (PRISM) AI技術領域 運営委員、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度検討会 副座長なども務める。著書に『イシューからはじめよ』(英治出版、2010)

「2020年 『シン・ニホン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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