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感想・レビュー・書評
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Google流 疲れない働き方
著:ピョートル・フェリークス・グジバチ
働くことに関して、日本はまったく世界に誇れるような状況にはない。誰も彼もが疲れ切っていて、うんざりしている。
本書ではGoogleで学んだ「疲れない働き方」と、今日本の企業を見て感じている「日本の組織で疲れずに成果を上げていくにはどうしたらいいか」といったことをもとに、事例を挙げている。
疲れずに仕事をするための「エネルギー」のマネジメントを根底として以下の6章により構成されている。
①皆さん、疲れすぎていませんか?
②時間のマネジメントから「集中力」のマネジメント
③疲れず生産性を上げる「エネルギー」と「感情」のマネジメント
④確実に自分をチャージする食事・睡眠・運動の習慣
⑤疲れる組織と疲れない組織
⑥疲れない働き方
サステナブル(持続可能)な働き方を行うことは、働くもの全てにおいて必要なことである。短期的な成果をいくら上げても、単発で終わったり安定性がなければ、信頼を得ることも、続けて選ばれる可能性も低い。
低いではなく、しっかりとした成果を安定的に出すには、疲れ切った働き方ではなく、陰ではなく、陽のプラスのポジティブであり、楽しみながら、持続可能性を持って相手に貢献することが必要となる。
必死にがむしゃらにという日本人の美徳のような概念は素敵ではあるものの、それを昇華させた形の働き方で日本人の良さを再定義した形で再度世界に打って出る必要がある。
時代が変われば職業観・働き方も柔軟に変える必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「疲れない」に限らず働き方全般に関してとても参考になる本だった。著者の本は2冊目だが、以前読んだ本と合わせてとても参考になった。
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Google流、とつけると売れるのだろか、この修飾語を頻繁に見かけるようになった。
Googleという会社は、社員が勝手にブランド価値を高めてくれるので、良い人材が入ってきやすくなっていて、素晴らしいなと感じる。
とはいえ、修飾語の話と中身は別だ。
本書は疲れない方法が様々書かれている。
・瞑想をする
・昼寝をする
・疲れたら休む
・遊びのように仕事をする
など書かれているけど、Googleだからできる事が多いのと、それ知ってるよというのが多い。
昼寝も雰囲気的にできない職場もあるし、遊びのように仕事するのも周りの人に依存する。
結局のところ、Googleって働きやすい会社だねっていうのが分かるくらいで、あとは知ってる内容だったのが残念。
こういう系の本を読むと共通してるのは、ホリエモンの本もそうだけど、自分の好きなことややり方を見つけて実践していく事で、疲れないで人生過ごせるよねっていう点だ。
ひろゆきも話しもそれと近くて、出来ないことを悩んで死ぬくらいなら、生活保護もらって楽しく生きればよくね?って話である。
自己啓発の本質は、自分が楽しく生きること。ただし、自己を啓発する方向を間違うとツライ人生になってしまう。他人と比較せずに、自分と向き合うのが第一。そして、余裕があるなら他人と比較して、自分の強みをもっと伸ばす方が幸せになるんだろうなと感じる。
この作者がそういう生き方をしてるってだけで、他の人に当てはまるかは不明だ。
自分の生き方を見つけようと誓った一冊だった。 -
当たり前のようなことだから、あまり新しい発見は感じられなかったけど、できていないこともあるかもしれないと思った。
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個人として疲れないコツ
コミュニティとして疲れないコツ
体力・感情・集中力のマネジメント
時間単位ではなく年単位、結果で考える。
自分の時間を確保、スプリント・フローを意識。
ルーティン化すること・新しく挑戦すること
積極的なコミュニケーション
建設的な質問で心理的安全歳を保つ
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疲れない働き方というと自分自身のケアの情報かと思うが、チームでの人間関係が疲れる→チーム作りについての本という印象
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生産性を上げる方法や組織の中で上手く立ち回る方法などが読みやすく書かれている。
自分のエネルギーの状態からやることを決めるというやり方は参考になった。
著者本人から少しだけ指導を受けたことがあるが、実に面白い場だったので、機会のある方には是非受けて頂きたい。 -
Googleの飛躍の一面が見えた気がする。
体のエネルギーだけでなく感情や集中のエネルギーのエネルギーを意識する、チームとしてのエネルギーを意識することで働き方、成果を変えていこうと思う。 -
著者のわかりやすい文章、楽しい切り口は健在でした。
ボクも疲れない働き方については何となく同じようなことを意識しています。ただ、他者も含めたマインドフルネスの視点など、新たな視点がたくさんありましたーー! -
個人として、チームとして、いかに集中するか、いかにモチベーション高くアウトプットを高めるかについて書かれた本。
チームとしては再三コミュニケーションの大切さが挙げられていた。マネージャーだけでなく、部下からも働きかけるべきと書かれていて耳が痛かった。 -
うーん。
なんだか期待はずれ。
自分自身が組織に属していないから感情移入できないのもあるが。
反射で仕事をしない
が一番響いた。
わたしは反射でめちゃくちゃ仕事してしまうし、それが得意だ。でも消耗するのは確か。
自分の心に素直になる
生産性をあげる
マインドフルネス
がポイントなんだと思った。 -
分かりやすいこと、日本の人なので事例が身近なこと、ありがちな個人体験自慢本のような嫌味がないこと。それが良い。
心と体を整えよう、自分がやりたいことを明確にして表現しよう、相手を理解共感して思いやろう。
シンプルにいうとそれだけだが、使っているアプリなどのちょっとしたtipsが意外と参考になる。
著者プロフィール
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