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感想・レビュー・書評
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私も乙母さんのレシピ欲しいな。
ちょっと寂しい気持ちもあるかもしれないけど、
自分が居なくなった世界、そこに残された、私の大事なひとたち。
そのひとたちが私の死をきっかけに、
どんどん、「生きて行く」ということに、みんな丈夫に強く変わっていく姿が、
とっても、心がほっと暖まりました。
乙母さんが残した人徳は本当に素晴らしくて、
ここまで、愚痴や文句を感じずに、
ただただ、自分が思う、大切なひとを本当に自分以上に思って、
乙母さんの残るもの全てが、とっても本当に温かかったです。
読んでておもしろかった。
偶然、フォルクスワーゲンのビートルの黄色が出て来たりしてびっくりした!
あの車、本当欲しい。運転できないけど。
カルロスと熱田さんもよかったし、
最初に出て来たイモトのあの迫力さも最強だった。
百合子さんは本当にすごいよ。
大好きな大好きなひとの一番汚いところを見て、ものすごく傷ついたのに。
リボンハウスって本当にあるのかな?
ちなみに、リボンって「Reborn(再生・生まれ変わる)」って意味みたい。
みんな違う、人生の年表。
私のもどんなふうになるのかしら?
人生の節目節目に、振り返る機会をつくったらおもしろいのに。
そのたんびに人生の年表をつくるの。
それをどんどん、どんどん繋げて行って、年表を作ったらおもしろそう。
暮しの手帖さんが言ってたけど、
めんどくさいことほど、おもしろかったりするみたいです。 -
遅ればせながら・・・。
なんというか、切なくほろ苦く、そして暖かく美しい。
3.11の日に読んでいたので、感慨もひとしおです。 -
これも良かった!じんわりと心が温まるお話でした!
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小泉今日子さんの書評で気になって読んだ。関わった人の心に残る乙美さんみたいになりたいなと思った。
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置いていく側、置いていかれる側の気持ち。そして、「ボロクソワーゲン」て呼んでた人が、自分以外にも居たっていう、安心感が味わえた一冊。
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妻を亡くし気力を失う良平。前妻との娘・百合子は夫の不倫に傷つき出戻ってくる。そこへ妻の乙美が生前に描いていたレシピ集を持って教え子だという井本が現れる。レシピ集をきっかけに、一味違う四十九日を企画する。失って気づく大切な人。テーマ的には悲しい感じだけど、人の温かさを感じて、心温まる素敵な作品でした。
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悲しむだけでなく、思い出す、近くに感じられる、そんな時間が過ごせたらいいなぁ。