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Amazon.co.jp ・電子書籍 (305ページ)
感想・レビュー・書評
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かなり以前に読んだものの、読んでいてどんな終わり方をしたか思い出せないまま読み進める。
どの登場人物もあったかい。海辺の小さな町である美鷲に自分もいるような気分になる。音楽も流れてくるようだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「海の闇には純度があり、山の闇には濃度がある。」
とても自然豊かで景色も良さそうだった。訪れてみたい。 -
図書館本
じわっと良かった。
ぺこちゃんの言葉とか空気感とか。
それぞれに傷つきを抱えた二人。
田舎町で過ごすことで傷は薄いかさぶたになり、
前に踏み出せるようになる。
優しくて、切なくて、グールドのピアノが自然に流れてくるような物語。
剃毛、キラキラパウダーのくだりは、クスッとなり、いい感じのスパイス。 -
遅ればせながら、初読。
これがデビュー作とは、すごい。
なんとも美しい印象のお話でした。
終盤は二転三転で、最後の最後までハラハラと。
エピローグがまた、すごく気が利いてて爽快でした。
とかく大人の人間関係というのは、なんとも複雑に絡み合っていて、面倒なものだなぁ。
そこに人生の妙味があったりして。 -
深いな〜
伊吹さんの本2冊目だけど、今回も悲しみからの救いがある感じ。人のあたたかさで、人は救われる、と言う感じかな。
ちょっと疲れた主人公。その主人公が出会う人、きみちゃん。2人が関わる人のこれまたあたたかさ。 -
人物がみんないきいきと描かれている。
優しい気持ちにしてくれる物語。
悪人は出てこない。美しい風景に音楽。
何より魅力的な喜美子の人柄。
プロローグとエピローグが
うまく結びついて物語を締めくくって
爽やかな読後感を与えてくれる。 -
素晴らしかった!
これがデビュー作とはホントに驚く。
音楽にも造詣が深いんだな。
心の風邪で疲れてしまっていた哲司、誰とも関わりたく無かったその時に出会うぺこちゃんは、必然の人だった。読み始めに受けたぺこちゃんの印象が、こんなに変貌するとは思いもしなかった。学生の頃よく読んだ椿姫がここに来て登場するとは嬉しい誤算。私もオペラで楽しんでみたい。 -
良い。特に後半、甘い恋愛物語に現実が被さる。
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一気読み。温かな風が流れたような感覚。しばらく余韻が残る。
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予想以上に良かった。涙、涙。心に風邪をひきかけた人を、道を踏み外したのではなく港でいい風を待っていると表現する。野暮ったいとか田舎とか教養がないとかそんなことを気にさせない、滲み出てくる魅力のある人って素敵。そんな人の素晴らしさがわかる相手もすごく素敵。
著者プロフィール
伊吹有喜の作品
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