- Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)
感想・レビュー・書評
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18世紀のチベット、医者見習の少年が主人公。文化や日常をマンガで読ませるってのはとてつもないテクニックなんだな、と改めて某嫁の語りに感謝をした次第。
本作は間違いなく某嫁を意識した作品ながら、読み手は最高水準を基準にするのではなく青田買いくらいの寛容さは必要かなと。具体的にはコマ割りがブツブツした印象を与え、キャラクターの表情線が煩く、壮大な環境下の生活がいまいち伝わってこない……(個人の感想)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:テンジュの国(1)
著者:泉 一聞
■概要
十八世紀、チベット。山間のとある村に住む医者見習いの少年、カン・シバのもとに
異国から花嫁がやってきた。彼女の名前は、モシ・ラティ。初々しい二人は、少しずつ
距離を縮め、やがて家族となっていく──。チベットの日常と共に描く、花婿と花嫁の物語。
(amazon.co.jpより引用)
■感想
乙嫁語り好きなら、大概の人は好きではないか?これは。
絵も雰囲気があるし、内容も面白い。
大きな事件は起こらないけど、日常の出来事、幸せを描く物語。
自分は、本当にこういうのが好きだな~と。
試しにkindleで1巻だけ読んでみたけど、全部読もうかな~
全5巻みたいだし。3000円。飲み会より楽しいし安いし、言うことない。
全然関係ないが、最近は飲み会やら催し物が全部なくなりうれしい。 -
18世紀、チベット。山間の村。医者とっても民間療法に近い存在のお家の子、カン・シバの物語。「いっぱい染まったら、それだけラティが努力したってことなんですから」カン・シバのところへ嫁入りしたラティ。日が悪いということで厳密にはまだ嫁入りはしていないのだが、好きなことは染物。なかなか言い出せずにいたが、カン・シバは気にならない模様。良い子だ。どちらも。妹が友達と喧嘩した理由がまさかの兄が理由とは。兄も知らなんだ。「他人を助けるためなら自分が苦手なことでも出来るって」話せばわかってもらえる関係っていいね。
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全5巻、読了。