近代日本一五〇年-科学技術総力戦体制の破綻 (岩波新書) [Kindle]

  • 岩波書店 (2018年1月19日発売)
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  • 明治維新から日本が歩みだした近代化。その行き着いたところ、現代の形までを一本の線として理解できるように書かれています。蒸気機関から電灯、工場、軍国主義へと。それぞれの時代のキーマンが、何を考えて近代化を推し進めていったのか、そしてどのように受け継がれていったのかが具体的に分かりやすく書かれています。そして原爆から原発へと流れ、その近代化というものが終わりを迎えようとしている現在、それをどのように着地させるべきなのか。
    近代化というものは、どの歴史にあっても、多大なむごたらしい犠牲を生んでいたということを知ることができました。それでもまだ、そこから生まれる「益」が必要だったときは良かった。最後に著者が投げかけた、現代でも「益」は必要なのかという問いには、切実に感じ入るところがありました。

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著者プロフィール

山本 義隆(やまもと・よしたか):1941年、大阪府生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院博士課程中退。科学史家、駿台予備学校物理科講師、元東大闘争全学共闘会議代表。著書に、『重力と力学的世界』、『熱学思想の史的展開』、『古典力学の形成』、『磁力と重力の発見』、『一六世紀文化革命』、『世界の見方の転換』、『小数と対数の発見』、『解析力学Ⅰ・Ⅱ』(共著)、『幾何光学の正準理論』、『近代日本一五〇年』、『ボーアとアインシュタインに量子を読む』、『私の1960年代』、『核燃料サイクルという迷宮』、『物理学の誕生』ほか多数。訳書に、カッシーラー『実体概念と関数概念』、ニールス・ボーア『因果性と相補性』『量子力学の誕生』などがある。

「2025年 『物理学の発展 山本義隆自選論集Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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