封印作品の謎 少年・少女マンガ編 [Kindle]

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  • 彩図社
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感想・レビュー・書評

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  • ある作品が封印になるってのは、これだけ時代背景や利害関係者の複雑な事情が絡んでいるものなのか…

    それらを無理なく整理し、説得力のある結論に導いている著者の力量はかなりのものかと。面白かったです。

    しかし今回の話はどれも本当に考えさせられることが多かった。

    キャンディ❤キャンディが闇に消えているのはもったいなさ過ぎる。

    藤子不二雄は、家族という第三者の介入がなかったら、ずっと仲良く二人で書いてたのかな、いや絶対書いてたろうなと思うと寂し過ぎる。

    ブラックジャックのある回について、手塚治虫にこんなことを言った連中がいたらしい。

    あるとき、東大医学部の学生の活動家グループがぼくに、「そんなでたらめをかくのなら、漫画家をやめちまえ。」と、どなったことがあります。東大の医学部とかなんとかいったってまったく幼稚な連中です。でたらめなことがかけない漫画なんて、この世にあるものでしょうか。

    なんつークソリプかましてんだ。

    論文じゃないんだから。適当なこと書いたっていいんだよ。最後に、知らんけど。って書いたっていいんだよ。

    1万光年離れた星まで1年で行って帰ってきたっていいんだよ。ビームサーベル突き刺したのに宇宙空間で人は変わっていくのねそうだよララァとか会話したっていいんだよ。パイロットとロボットがA10神経で接続したっていいんだよ。

    え? エヴァはロボットではござらん? 知るかボケ。

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