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Amazon.co.jp ・電子書籍 (318ページ)
感想・レビュー・書評
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資本主義とグローバル経済のゴールはここなんだろうな、と改めて思う。中国産の濃縮トマトとイタリアの手摘みトマトの区別がつかない消費者にとっては、価格と効率だけが目に見える品質だ。原料がどこでどのように収穫され、保存されているかはスーパーの買い物客には知りようがない。イタリアで作られたトマト缶であれば、中国産濃縮トマト100%だろうとトリコロールの旗をつけて売ってよいらしい。
トマト缶に限った話ではない。日本メーカー製の電子ガジェットの部品のうち、どの程度が中国製か。Amazonの配送センターでひとがどんな働き方をしているか。それは消費者には見えないし、関心も薄い。
著者は中国産の濃縮トマトを非難するために本書を書いたのではないだろう。「安い」「早い」「便利」の裏側に何があるか、読者に想像してほしかったのだろうと思う。どうすればいいのか、こういう世界をいつまで続けていくべきなのか、答えは書いてない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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