60 誤判対策室 (講談社文庫) [Kindle]

  • 講談社 (2018年3月15日発売)
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  • 老刑事・有馬と、女性検察官・春名、若手弁護士・世良、そんな三人で構成される誤判対策室は死刑囚の冤罪の可能性を捜査する。飲み屋の女将の情報から三人の殺人を行った死刑囚の事件を捜査しようとするも、当然警察検察とも協力的なわけがなく…。最初はあまり好感の持てなかった、左遷のような形でここに配属された彼らが変わっていく様子や、誤判対策室の意義など夢中になって読みました。終盤有馬がとった行動には仰天し、最後の世良の考察に思わず天を仰ぎました。後半は特に良かったです。出たばかりの続編も是非読んでみたいです。

  • 死刑囚が冤罪でないかを調査する誤判対策室には、刑事、弁護士、検事と、異なる職種の3人が所属している。刑事の有馬が入手した「真犯人が別にいる」という情報を基に、3人はとある死刑囚の調査を行うが……。

    設定も話も面白いです。が、後味がすっきりしません。もし本当に真犯人があの人なら、無罪を立証することは誤判の基となるのでは…。死刑囚だけ救えれば良いの?って思ってしまい、読み終わってしばらくしても悶々としています。

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著者プロフィール

1985年神奈川県生まれ。25歳のときに書いた『グレイメン』で2011年に国際的小説アワードの「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。’12年に同作品が日米韓で刊行となり、26歳で作家デビューを果たす。『エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守』は、経済学を絡めた斬新な警察小説として人気を博した。また’18年に『60(ロクジユウ) 誤判対策室』がドラマ化され、『20(ニジュウ) 誤判対策室』はそれに続く作品。その他の著書に『小鳥冬馬の心像』『法廷外弁護士・相楽圭 はじまりはモヒートで』『ため息に溺れる』『キリングクラブ』『第三者隠蔽機関』『本と踊れば恋をする』『この色を閉じ込める』『断罪 悪は夏の底に』『いたずらにモテる刑事の捜査報告書』『私はたゆたい、私はしずむ』『闇の余白』など。現在は医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。

「2022年 『ゾンビ3.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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