僕の行方 (ラルーナ文庫オリジナル) [Kindle]

  • 株式会社シーラボ (2018年3月20日発売)
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AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

記憶喪失をテーマにしたこの物語は、行方不明だった主人公が失われた八ヶ月の記憶を取り戻そうと奮闘する姿を描いています。見知らぬ商店街で目覚めた主人公は、自分が何者であるかを探し続ける中で、過去の出来事や...

感想・レビュー・書評

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  • 記憶喪失もの。
    半年以上行方不明者となっていた受けが記憶を取り戻そうと奮闘するお話。

    面白かったです。足りないまま上手くいく展開がリアルでいいなと思いました。みんながみんな戻ったりしない。

  • 途中まで丁寧に進んでたのに最後の解決方法強引すぎない?絶対助け入ると思ってたけど、その場にいた理由が会いたかったから拉致られた主人公追ってきたの都合よすぎない?
    途中までは半年ほど記憶が飛んでる主人公がその間に何があったのか過去を追う謎解き要素もあってよかった
    記憶喪失中の人格はかわいいけど、今の主人公はあんま魅力はよく分からんなと思ってたら知らん間にくっ付いてた

  • 記憶喪失もので、ある意味不思議な三角関係ものでもあった本作。
    サスペンスとしてもよく出来ていて、ドキドキしながら読み進めました。

    定職なく日雇い労働者で狭くて汚いアパート暮らし、無精ひげを生やした攻めの蘇我。こんな攻めってBLではなかなか珍しい気が。
    面倒ごとから目を逸らしがちなクセに、一度懐に入れた相手は放っておけずに可愛がっちゃうトコとか。ちゃんと好きとか愛してるとか言えずに、だいぶ年下の受けの克己に察してもらおうとしちゃうあたりも、とても人間臭くて良かったです。

    蘇我に会いたくて、読み返す率の高い一冊です。

  • 克己が記憶を取り戻したいと焦燥に駆られる様子、そして蘇我と接するうちに次第にユキのように愛されたいと思うようになるのが、とても切なく胸が締め付けられました。

  • 〝探し物が見つからなくて不安で哀しくて、そして泣きながら目がさめるのだ。〟


    表紙イラストが気に食わなくて、ずっと積んでおいた一冊。

    主人公である受けの克己は、ある日記憶喪失のまま街を彷徨い、自分から警察に保護されに行きます。
    政治家の父からそれに向けた教育を施されてきた克己。常に微笑をたたえて、中庸で、諍いを起こさずにと。大学にも復学し穏やかな日常生活が戻ってきますが、幸せな夢を見ては泣きながら目覚めるようになります。誰かに包まれて幸せに微睡むけれど、何かを探し手を伸ばすけれど掴めなくて虚しさに沈む。そんな自分を持て余し、自分が保護された街へ通いってもう1人の自分「ユキ」を探します。

    攻めは想像通り、記憶喪失中に保護してくれたイケメン。ボロアパート住まい、日雇い、バイク乗り、傷害で前科持ちというワイルドさ。以前は大手建設会社勤めだったようです。
    このむさ苦しいイケメンに、克己はあの幸せを取り戻そうとオドオド突撃していきます。
    まあ、はじめは鼻持ちならないエリート然としている克己なんですが、攻めに会うたびに明らかに惹かれてしまい、可愛らしくなっていくんです!元は同じ人間ですからおかしくはない。けど攻めからしたら受けはガワだけ同じ別人であり、その事にお互い小さく落胆する。その様が切ないです…。
    夢で見た、手を伸ばしても届かなくて泣くというのが象徴的です。ユキは髭に手を伸ばした。克己は手を伸ばして掴もうとしたけれど…克己がユキになりたかったと泣いたのは酷くせつなかったな。何も欲しがらなかった克己が、攻めが欲しいと泣くんですよ。私も泣きました(つД`)

    その後急にサスペンスになったので戸惑いました。サスペンス自体は短く、しかし手に汗握る展開にドキドキでした。そして無事くっついたあとの甘さがたまらない。この攻め大好きです。

    要は、記憶喪失の男の子がもがいて頑張って、なくしたはずの幸せを取り戻す物語でした。期待以上、マジで面白かった。表紙で損してるな。

  • かなり好きな話。
    記憶喪失ものではあるんだけど、ありがちではなく先がどうなるのか読み進めるのが楽しかった。
    全体的に明るくはなく、仄暗い雰囲気が漂う。

    まずは見知らぬ所を歩いていて警察署に自分から保護されに行くところから始まる。本人にはどうしてそこにいるのか記憶がなく、名前は分かっても何故かは不明。
    大学の合格発表から八ヶ月間行方不明だった。その間のことは分からない。保護され、病院の検査を受けるために洋服を脱ぐと身体中にうっ血のあとがビッシリ。
    政治家の父親を持ち、スキャンダルに神経質になった親は病気で休んでたことにして、大学に遅れて入学することに。
    記憶はないが寝てる時に泣いて起きたり、情緒不安定になっていく。彷徨ったところを拠点に過去の自分を探す。

    何故記憶をなくしていたか、何があったのか最終的に判明するが、なかなかシリアス展開。
    破綻することなく、骨太な作品。よかった。

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