伊勢物語 (クイーンズコミックスDIGITAL) [Kindle]

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  • 集英社 (2011年10月19日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 202404/

  • 読んでた、おそらく雑誌に掲載されていたときに。2009年/2010年はそんなに昔ではない(自分にとって)が、その頃読んだのと今では伝わってくるものが違った。

    二条后となる高子の身近な存在である二人の女性が印象に残る。乳母の同情深い性格。業平とのことを嫁ぐ前に落ち着かせるための恋の思い出のひとつと割り切る叔母の豪胆さ。どちらも好印象。

    それに比べて妹の嫁ぎ先で自分たちが出世できるとしか頭にない兄たちの器が小さく哀れなこと。それが閨閥が幅をきかせていた平安時代というものなのだろうけど。

    高子との駆け落ち時と后となった後の再会に白露が取りあげられ、白露に心をときめかせる高子のピュアさと芝露のはかなさを描いているところにやられた。

    背景に書き込まれた「がーん がーん」などの擬態語が懐かしい。

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著者プロフィール

木原敏江

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後7年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第30回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された。そのほかの作品に『どうしたのデイジー?』『エメラルドの海賊』『銀河荘なの!』『天まであがれ!』『杖と翼』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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