白と黒のとびら [Kindle]

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  • 東京大学出版会
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感想・レビュー・書評

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  • 『偉大な魔法使いに弟子入りした平凡な少年の物語』,本書はロード・ダンセイニの作品より着想を得たのだという。背景にはオートマトンの理論。◯と●のみからなる言語を元に,その規則性を探っていく。

    物語を読む感覚で,オートマトンの考え方をなんとなく掴んでいくような本。物語としてゆっくり読み進めていくのがいいと思う。

  • 面白かった。あんまり出会ったことないタイプの本でした。いちおうファンタジーなんだけど、かなり学術書というか、教科書みたい。
    正直理解できないところもたくさんあったんですが、文章がとても読みやすいのと、触れたことのない考え方で興味を引かれたので、訳の分からないままでも読み進めることができました。
    続編も読みたいな。

    あと、電子書籍って読みにくいと思っていたけど横書きならすいすい読めることに気付きました。画面の形の問題だったのかもしれない……

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著者プロフィール

川添 愛(かわぞえ・あい):1973年生まれ。九州大学文学部卒業、同大大学院にて博士号(文学)取得。2008年、津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授、12年から16年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門は言語学、自然言語処理。現在は大学に所属せずに、言語学者、作家として活躍する。 実績 著書に『白と黒のとびら』『自動人形の城』『言語学バーリ・トゥード』(東京大学出版会)、『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』朝日出版社、『コンピュータ、どうやってつくったんですか?』(東京書籍)『ふだん使いの言語学』(新潮選書)など。

「2023年 『世にもあいまいなことばの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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