最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門 (光文社新書) [Kindle]

  • 光文社 (2018年3月20日発売)
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みんなの感想まとめ

個別の症状に応じた栄養療法の新たなアプローチを紹介する本書は、オーソモレキュラーについての理解を深めるための入門書です。著者は、血液検査を基に不足する栄養素を特定し、食事やサプリメントでの改善を提案し...

感想・レビュー・書評

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  • 今の高校生くらいの年代から人生100年時代が到来すると聞きました。現在だって、高齢者の半数は90年以上生きているそうです。数々の技術革新は健康分野でも、とどまることを知りません。
    そんな中、オーソモレキュラーという聞きなれない栄養療法もまた、赫赫たる成果を挙げています。
    心や体の不調のみならず発達障害も快方にさせている。本書に登場する栄養素は、あまりに多くて複雑に関わり合っていて覚えきれないし、これで入門というのだから、大変です。個人が勝手に行っても効果は当然薄いでしょう。
    一人ひとりオーダーメードの治療方法だからオーソモレキュラー専門の医師にかかって血液検査を受けなくてはいけません。巻末のリストには近所の病院がでていて驚いたし、全国的に常識として定着していくことが予想されるところです。公的な機関の説明にも発達障害は、たんぱく質、鉄分、亜鉛の不足も関わっているとあり、本書の説明と一致していてこれまた驚きました。特に自閉症スペクトラム症には有効な治療薬はないため、食(カゼインフリー・グルテンフリー)で腸内環境を整え解毒能力を高めることを指導していて理にかなっていると思いました。
    本書を読んで、人間の奥深さについて知ったし、私たちはまだまだ進化の途上にいることを感じました。

  • オーソモレキュラーとは、一般的な栄養学とは違い、個別の症状に合わせて細胞レベルで分析した不足栄養素を補い、症状改善を目指すやり方。
    分子栄養学が気になってKindleで検索したらこの本が出てきたのでとりあえず読んでみた。

    アトピー、花粉症、うつ症状、がん、不定愁訴…様々な症状を分子栄養学の観点から改善していった症例もいくつか載っていてわかりやすかった。
    マクロビオティックやMEC(肉、卵、チーズ等中心の食事)の落とし穴の説明もあり、やっぱりバランスよく食べることが大事なんだと思う。
    あと、鉄(寿命にも関わる)、ビタミンD(花粉症・リーガキット症候群)、ビタミンB(集中力)が気になる項目だった。

    全面的に信じるわけではないし、必要な栄養素は個々によって違うので、自分の判断ではできないけど、参考になりそうな情報は手に入れられたので、もう少し専門的な本も読んでみたい。
    結論、自分の中ではやっぱりバランスよく食べようという結論に至った。笑

    生化学にアレルギー反応でる人にはちょっと読みにくいかもという内容かもしれない。

  •  オーソモレキュラーというものを知らなかったのだが、内容を読むと、血液検査結果から足りていない栄養素を分析しサプリで補いつつと食事を改善していく、というもの。直訳するとオーソ(正しい)、分子(モレキュラー)ということらしい。
     本書は、わりと否定されがちな、高濃度ビタミンCやら遅延性アレルギーやらを支持する立場。
     遅延型アレルギー検査は「そんなもの全て排除してたら逆に栄養が偏るわ」というつっこみが入るが、著者曰く様々なものにひっかかるならまずは腸の炎症を疑うべき指標であって、検査の活用方法が間違っているとのこと。鉄欠乏についても、鉄の種類に注目すべきで云々……。うーん、素人にはどちらが正しいのか判断がつかない。
     内容的にかなり興味深いと感じたので、エビデンスレベルが高ければ実践したいのだが……本書は著者自身やその診察した患者がデータという、エビデンスレベルがかなり低いものの紹介になっている。
     血液検査の結果とその診断を整理して、エビデンスレベルの高いデータが集まることを期待したい。

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著者プロフィール

新宿溝口クリニック院長。

「2016年 『栄養学と食事療法大事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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