西洋骨董洋菓子店 4 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 圭ちゃんほんと好みすぎて最高〜!ラストにかけてのストーリーも完璧だし、締めくくり方も好き。

    よしながふみさんの描く料理やお菓子たちの美味しそうなことは他の作品でも折り紙付きなのですが、この作品のお菓子たちを見るとじっとなんてしていられない。時折読み返しては甘い物を欲する魔性の漫画。我が家の近くにも遅くまでやっていて、味も保証されている洋菓子店が欲しいです。できればイートインで。(にしたって現在時刻深夜0時はないでしょうに。)

  • 大変今更なのかもしれませんが、無料連載→4巻購入、とても気に入ったので、たまたま著者ご本人による「その後」も描かれた同人誌もあると知り、購入しました(笑)

    本編最終回ですが、伏線回収が上手いですね。
    「本当に忘れてたのかよ」のセリフから「あれ?」って思ってたけど、それらしきエピソードが小出しにされ…、うおー!やっぱりね!って感じで終わりましたね。
    ワクワクして検索してみたら「小野と橘はこれからもカップルにはならず、いい友達として()」みたいなのが多かったので、えっ、そうなるか?と思い、とりあえず最終回を読んだフレッシュな頭のまま(そして著者による同人誌が届く前に)感想をば。

    橘だけど、誘拐事件で「何かをされたのではないか」という恐れ(?)が、却って同性愛へのブレーキになっていたように思う。つまり、あの誘拐事件がなければ、ゲイまっしぐらだったのではないか(小野とさっさとくっつく)と思う。
    誘拐事件の記憶は最終回まで戻らなかったものの、橘は自分でそっくりな事件を解決したことで、疑似的に「自分」を救った。その「自分」が、何かされる前に救われたのもポイント。
    つまり、「ゲイ」への過剰な恐れもおそらく解消されたと思われる。→小野とカップリングおめでとう。になるのだと思った(笑)

    長年のトラウマだからいっぺんに消えるわけではなく、まだうなされてたけど、それも今後解消されていくんじゃないかなー。

    ※控えめな描かれ方だけど、千影は発達障害だよね。
    ※何度か読んだけど、「せめて 教えてくれ 何も俺に返してはくれないのなら」の意味がわからない。何を「教えてくれ」なんだろう?
    「返してくれない」のは記憶と、「事件前の自分」なんだろうけど。

  • 人間生きてりゃ辛いことも楽しいこともあって、それも全部人生なんて大見得はきれないが、橘のトラウマは本人でなんとかしなきゃいけないし、天然も度がすぎる千景だっていつまでも若にお守りをさせるわけにもいかないし、若き見習いパティシエは得意分野が見つかればのばしたほうがいいに決まっているし。ケーキ通のあのおっさんは無駄にケーキを食べていたわけじゃなくて、そう生かされるのかと。メシ食って、今日もケーキ売りにいくか!は名言だ。

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著者プロフィール

漫画家。「月とサンダル」で商業デビュー。
主な作品に『1限めはやる気の民法』『こどもの体温』『西洋骨董洋菓子店』『フラワー・オブ・ライフ』などがある。
2004年から2020年まで連載された『大奥』で、第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞や第42回日本SF大賞など多数の賞に輝く。ドラマ化、映画化された『きのう何食べた?』を現在連載中。

「2022年 『仕事でも、仕事じゃなくても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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