- Amazon.co.jp ・電子書籍 (231ページ)
感想・レビュー・書評
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おカネについての根本についてが学べる一冊になっています。本書の最も大きなテーマであるお金を手に入れる6つの方法「かせぐ」「ぬすむ」「もらう」「かりる」「ふやす」「???」これらについての議論を2人の中学生と謎多き顧問の先生が考えていきます。 おカネというものは生きていくうえでかなり重要な役割を持っていますが、根本はとても難しい印象があります。私は過去にお金に関する本を読んだことはありますが、理解に苦しみました。しかし、本書は非常にシンプルです。ストーリーの展開上、紆余曲折はありますが最終的には「かせぐ」「ぬすむ」「もらう」の三役が社会を良くする人、他人に害を及ばす人、直接社会貢献はしないけどみんなに認められた人に分けられるという非常にシンプルな回答になります。残る3つもここでは省略しますが、シンプルかつ納得のいく回答が用意されています。
そして最後にはお金のもつ闇を知らせてくれ、我々がそれに立ち向かう必要があることを諭してくれます。
総評として本書はおカネに対しわかりやすく、重要な点を、熱く教えてくれる一冊だと私は感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電子書籍と相性が悪いかもしれません。
素晴らしいことが
記載されているのに
全然
頭に入ってこないという
現象が起きている。。。
もう少し
自身の状況が
スッキリした状態で
再読したい。-
2022/01/30
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2022/02/05
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本書は、中学校が舞台の読みもの。自分も「そろばん勘定クラブ」に入部した気持ちで、お金や経済について学べました。カイシュウ先生は、稼ぐことや働くことの本質を教えてくれます。
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数字苦手、お金も苦手で経済のことはさっぱり、でも大人として理解したい、と長年思ってきた私にとってとても分かりやすかった。いや、正直言うと難しくて分からない部分もあった。それでも少しはお金の流れや資本主義について分かるようになったかな。中学生の頃にこんな授業が受けられていたらよかったなあ。
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今まで読んだどの本よりもわかりやすく、お金に対して漠然と持っていた苦手意識がサッと消える感じがしました!
不動産投資や高利貸しなど、日本ではお金の話をすることを躊躇うシーンが多いですが、ちゃんと性質や関係を理解することが大事だなと改めて思いました。
周りにもオススメします! -
サラリーマン投資家です。
自分が投資を始めたのが遅かったので、自分の子供には早くからマネーリテラシーをつけてあげたいと思い、ヒント探しを主目的として読みました。
本書はお金を、ストーリーの中で、ちょいちょい胸キュンしながら学べます。
教える方も学ぶ方もカッコにこだわらず理解しやすい方法で学ぶのが、きっと近道なんでしょうね。 -
かせぐ・ぬすむ・もらう、の分類をしているあいだ、何度か寝落ちしたが、6つ目のお金を手に入れる方法「つくる」から、目の前が開けた感じ。 銀行が預金準備率、信用を使って、お金を作っているということが自分の中でストンと落ちた。結局、紙幣・硬貨はただの紙や金属で、お金がお金でいられるのは、信用・約束。 これから勉強したいと思っている仮想通貨と、大きく変わらない気がする。
ピケティのg(経済成長率)<r(資本収益率)も、改めて心に刻みたい。 -
お金が社会をどう回っているのかとてもわかりやすく、読みやすかった。
かせぐ もらう ぬすむ かりる ふやす つくる