マルドゥック・アノニマス 3 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

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  • 早川書房 (2018年3月25日発売)
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みんなの感想まとめ

内省的な展開が織り交ぜられた物語は、登場人物たちの複雑な心情と葛藤を描き出します。特に、ネズミやウフコックの苦悩が印象的で、彼らの内面に深く迫ることで、読者は共感を覚えます。バロットとの再会を待ち望む...

感想・レビュー・書評

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  • とうとう、やっと、ウフコックのもとにバロットが。
    ブルーとアダムにも良心の匂いを感じる。

  • 矢継ぎ早に繰り出される、対<クインテット>包囲作戦。頂点まで撓められた緊張が、弾丸の速度で跳ね戻る瞬間、総力戦の火蓋が切って落とされる。
    繰り広げられる殺戮と報復。追い詰めたはずが罠に嵌まり、一人また一人と斃れ伏す仲間たち。遂にハンターの手に囚われたウフコックに、<共感>の赤い針が無情にも突き刺さる。

    自閉し、死を望む小さなネズミの前に敢然と現れた、かつての保護対象ルーン=バロット。今際の際のウフコックに、バロットが提示した物とは?
    絶望の坩堝に投げ込まれ、自死を乞うまでに憔悴した傷だらけの良心が、かつての自分が死守した希望と共に、今再び立ち上がる!

  • なかなか、内省的な展開に。
    ネズミさん苦悩しすぎな気も。。。

  • やっとか、やっとバロットと再び組むのか、思ったら終わり(*´ω`*)
    それにしても登場人物が多すぎて、中盤は敵が味方か区別がつかなくて難儀した。まあ、敵が優勢になるに決まってるわけだが。

  • ひさびさに夜更かしして一気読みしてしまった。著者は巧妙に異能バトルの直接衝突を避け、幸福のイメージを断片的に撒き散らす。ウフコックの病みつつある精神と対比するように、かつてのパートナーだったバロットは平凡な幸福を手に入れつつある。
    そして慎重に積み上げられたジェンガが限界を迎えるように策謀の段階は終わり、異能者達が戦い始める。戦闘シーンがシビアでタイトでよい。誰もいちいち内心を語ったりせず、淡々と執行をしてゆく。
    本作のヒーローはブルーだろう。隠していた善なる心を露わにし強大な敵に挑んでゆく様には素直に感動した。そして乾終わりの瞬間は潔癖なまでに乾いている。ドライ過ぎて神話のようでさえある。スティールにもたらした残酷なトラウマは、その裏返しだろう。次回作ではスティールに頑張ってほしい。あと「ヘイヘイ、ダディが来たぞ!」というミラーのセリフはアホらしくてすげえ好きだわ。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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