吉祥寺デイズ~うまうま食べもの・うしうしゴシップ~ [Kindle]

  • 小学館 (2018年3月17日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 初期作品はほとんどすべて読んでるし、「トラッシュ」とか当時はすごく好きだったし、ポンちゃんシリーズも読んでいたんだけど、なんとなく離れていっていまは全然追ってない山田詠美。ダンナさんはアメリカ軍人の「ダグちゃん」だと思っていたのに、いつのまにか離婚して再婚もされていて・・・・月日は流れる……。
    で、これ、ちょっとおもしろそうかなと思って、ちょうどなぜかキンドル版がセールだったから読んでみたんだけども、うーん、なんでだろう、なんとなく退屈したような。もはやこの文章のノリというか、トーンについていけないというか、なんか意味のない饒舌さが無駄というか飽きるというか(ひどく失礼)。特別なことをしなくたって、素敵に生きなくたって、普通に地味な日々は楽しくて愛おしいという、テーマ?趣旨?はよくわかって共感するから、だからもう少し普通に書いてくれたほうが落ち着くかと。むかしはこのテンション高い若いノリの文章も笑えたんだけど、わたしが年とったってだけなのかも。とりあげて茶化している日本の政治家とか芸能人が、あまりに定番?すぎてどうでもいいなと思ってしまうのもあったり。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞、作家デビュー。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』『賢者の愛』『珠玉の短編』ほか著書多数。

「2025年 『Amy's Kitchen 山田詠美文学のレシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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