図書館の大魔術師(1) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 書籍サイトにおすすめされて1巻を読んでみました。
    「図書館の大魔術師」

    本が好きだけれど、貧民だということで図書館を使わせてもらえない少年が、中央図書館から派遣されてきた「司書」たちに出会い、司書を目指す!…というところまでが1巻でした。

    本が好きな主人公、というだけでも魅力的なのに、キャラクターが魅力的。そして絵がすごい! 細かく書き込まれた自然・建物・動物・生活!

    すでに5巻まで出ているとのこと。
    一気読みするか、じっくり1冊ずつ買って読むか悩み中。

  • 本好きとファンタジーを掛け合わせて心が熱くなる本。2巻が読みたくなる終わらせ方が良かった。

  • 評価がかなり高いので買ってみた漫画。これは、かーなりいい!司書に憧れる本好きとして心をくすぐられるだけじゃなくて、何よりピュアな主人公と正しく導いてくれる者たちとの心の交流に涙。泣かされる場面が次から次へとやってきて、本当に心が洗われる。

  • 壮麗なファンタジー。一巻完結でもよかったくらい。

  • 紙本で読んだが、電子図書しかブクログにない。
    しかも、紙本でバーコードを探すがないのだ。
    装丁で邪魔になるからだろう。こだわりがすごい本だけど、不便さもある。すみっこにはISBNはあるけど…

    テレビ番組で紹介されていて大人買い。

    大人が子供に伝えたいことが書かれているし、ストーリーも面白い。絵も細かく、大変そうだ。

    こういう熱い子供が増えればいいが、これを子供に読ませても、すごい!神!と感動するが、生き方などは特に学ばないようだ。

    自身の実生活には照らし合わせず、物語の中でのみ感動している。別の世界であっても、現実は同じなのに。

    なぜ、学ぶのか、学ぶということが、自分自身に何の影響を及ぼすのか。
    学ばないのは人生において損していることになる。
    日本のように学ぶことが当たり前のようになっていると、その価値観がわからないのだ。小さな世界で生きていると。

    学んで、考えて、自分で将来を選べるようになること。
    先の方に何が待っているか。
    自分はバイタリティ、コミュニケーション、元々知性がある程度以上の人間なのか?そうでなければ、とりあえず勉強しておくにこしたことはない。
    歳とってからだと、余計に苦労する。そして、結局のところ、逃げた分しっぺ返しがくる。バイタリティがないなら、その苦労に対応できないだろう。

    勉強をやる上で関わってくる能力は仕事に繋がっている。
    調べるのも新しいことを学ぶ方法も工夫も必要、目標を立て、そこまでに何をいつやるのかスケジュールを立て、失敗すれば見直し、次に活かす。

    勉強をやっても意味がないと言い切るには、それなりにやった人だけが言う権利があるのでは?あとは言い訳になる。

    勉強してこなかった大人が後悔することはよく見る。
    逆はない。

    勉強も大変だし失敗もあるだろうけど、そこも自分を試す場所。選択肢を考えてみる。
    難易度が高すぎるのなら少し下げてみる。できるようになれば上げる。自信をつける。

  • 読書が趣味になってきた自分にとってこの漫画は刺さりまくった。

    何より作画がいい!

    姉ちゃん早く4巻を買ってくれ〜

  • ザクロよね

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

    「書が人を造り 書が世界を創っている
     書を護ることは世界を護ること」
    (くにがまえに書と書いて「としょかん」と読ませる(書を護る所=図書館)タイトルそのものが本作の主題を表している)
     ......ってわけで、司書を主人公とし本そのものがテーマになってる作品( ´ ▽ ` )ノ
    「本」に込めた真摯な思いと、それを愛する者たちへの熱いエール(*)( ´ ▽ ` )ノ

     アムンの村に暮らす少年シオ・フミスは大の本好きながら被差別民の耳長族であるために図書館の本を読ませてもらえない(>_<)。が、村を訪れた本の都アフツァックの司書セドナとの出会いが彼の人生に大きな転機をもたらす、って話。

     事実(石板から綴じ本に至る書の歴史等)とファンタジー(ユニコーンや空飛ぶ絨毯なんかが普通に出てくる)が混交する魅惑的な世界観。
     熱い物語を彩る緻密で美しい絵。
     日本マンガと西洋ジュブナイルの巧みな融合——と思ったらこれ、作者さんの「なんちゃって設定(メタフィクション?)」なんだってね(>_<)
    「風のカフナ」なんて原作本は出版されていないし、ソフィ=シュイムなんて人は実在しない(>_<)
    (原作者名ソフィ=シュイム SOFI SHUIM → 主人公名シオ・フミス SHIO FUMIS のアナグラムになってる)
     すっかり騙されちゃったけど、こういうの好きだな。「魁男塾」の民明書房みたいなもんだ( ´ ▽ ` )ノ
     まあ、改めて思い返せばキャラ名はナナコとかサキヤとか日本人っぽい響きのものが多いし、「燃え上がる家に飛び込んで人命救助」なんていう日本マンガのテンプレエピソードが出てきたりするし、バレバレっちゃバレバレだ( ´ ▽ ` )ノ

     とにもかくにも、本愛にあふれる、知的かつ情熱的な、とっても面白い作品だった( ´ ▽ ` )ノ
     巻末近く、大活字で
    「図 書 館 の 大 魔 術 師」——バーン! ト
     タイトル回収する見開きがカッコイー(*゚∀゚)!
     この第1巻はあくまでプロローグ。本編はそれから7年後の第2巻から本格的にスタート(するらしい)( ´ ▽ ` )ノ
     これはお金払ってでもぜひ続きも読んでみたい( ´ ▽ ` )ノ
    2021/08/31
    #2306
    (*これこそ(先日最終回を迎えたばかりの)「仮面ライダーセイバー(主人公は小説家で「物語」がメインテーマの作品だった)」に放送前自分が何より期待していたもの、そして消化不良なまま終了しガッカリさせられたもの......せっかく子どもたちに本の面白さを伝える好機だったのに(>_<))

     

  •  図書館の魔術師だと!?というタイトルだけで読み始めてしまう活字中毒者は多いのではないか。設定萌え。
     設定が煩雑なのにストーリーラインが強くてぐいぐい読ませる。この辺りはキャラの魅力と設定がちゃんとしているからだろうなぁ。

     しいたげられ「いつか主人公が助けに来てくれないか」と願っている少年の元に来るカフナが、少年に掛ける言葉が好き。
     子供のころに読んだら、明らかにカフナを目指してしまうだろう。
     2巻以降も楽しみ。

     海外の小説を翻訳前に漫画化するのって珍しいのかな? と思って調べてみると……おやおや? ますます2巻以降が楽しみである。 

  • ヤバい!!!!!!!!!!!!!!!(小学生レベルの感想)
    どうして今まで存在を知らなかったのか悔やむくらい感動しています。
    本当に、「漫画がめちゃくちゃうまい」んですよね。
    イラストの美麗さはもちろんなんですけど、演出面がとにかくハンパなくて、ページをめくるたび嗚咽が漏れそうになります。
    見開きの破壊力が毎回とんでもないし、コマの割り方や装飾、絵の作り方がものすごい。
    物語の運び方はうまいし、キャラクターはみんな魅力的だし、細かく作り込まれている設定も素晴らしいし……。
    言葉遣いや仕草でキャラクターの育ちを伺い知れるような演出も「漫画がうめえ!!!!」となりました。
    タイトルロゴが出てくるところなんかもう叫んじゃいましたよね。漫画がうますぎる…………。
    「1冊の本」としての完成度もすごすぎます。読めばわかる。みんな買ってね。

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