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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988102691196
感想・レビュー・書評
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ストーリーは単純です。記事を出すか出さないか。
そこに様々な立場や意見が絡んでくる。
後半でのメリル・ストリープの啖呵が痺れます。
トム・ハンクスはそんなに好きじゃないですが、でもやっぱいい演技するな〜と実感。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“ウォーターゲート事件”のきっかけになったことが最後にわかるように仕上げられている。
日本のメディアがとにかく軟弱に見えてしまうのは、このアメリカの『合衆国憲法修正第1条』が支えるメディアの姿勢に私たち日本人が触れることになってきたことが影響しているのではないだろう。
この『報道の自由は国民の為に』はあってもアメリカの政治は、歴史上も現代の政治においも、時代の局面に応じて報道の自由の享受者は揺れ動いているように感じられるが、この『憲法修正第1条』が打ち立てられていることで、そのブレの基準は日本のそれより高いところで保たれているのも事実。
ニクソンの肉声で『ワシントン・ポストは誰も出入りさせるな』と圧力をかけているシーンがあったが、日本にはもっと凄い『記者クラブ制度』というお友達同士の情報交換会があるし、記者会見では都合のいい記者からの質問しか受けない予定調和の小芝居がある。
これが『憲法修正第1条』の存在のあるなしのゆえなのか、民主主義の熟度の違いなのかはわからないけど、各メディアの経営者の方には、メリルソトリープの奥に秘めた苦悩と決断を感じとってもらい、第四の権力といわれる、民主主義におけるメディアの責任を噛み締めてもらいたい。
最初に映画を観た時は何故『Post』なのかと思ったけど、焦点をワシントンポストの経営者に当ててこの“ウォーターゲート事件”のきっかけになったストーリーを描いたということなんだろう。ストーリーの中ではニューヨークタイムズが第一スクープをあげたことが描かれていたので理解できた。
ワシントンポストも数年前にジェフ・ベゾス(AMZ)が買収したけれどこの映画はその宣伝効果を狙ってたりするのだろうか?
と少し勘ぐってしまった。
この種の映画は、事件のストーリーを理解していないとわかりずらいから、事前知識としてこの映画の場合は『ウォーターゲート事件』と『ベトナム反戦運動』あたりをおさらいしておくとより楽しめると思う。
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ニクソンだけでなく、その前から隠蔽してきた、ベトナム戦争の話。
R・マクラマナの回顧録って、たしか本があったので、読んでみたくなった。
政府は平気で嘘をつく典型例。
権力者は批判するものを批判し、潰しにかかると。
報道の自由。いろいろ言われるけど、権力に対してだけは奪われてはならんのだろう。
ブラック判事の次の言葉が映画の締めくくり。
「政権や特定の個人への疑問や批判が国家に対する反逆だと主張しているわけですから”私が国家だ”と言うのと同じです」
「報道が仕えるべきは国民だ。統治者ではない」 -
本作に描かれた極秘文書公開のインパクトは、現代でいうところのエドワード・スノーデンやジュリアン・アサンジのやった暴露に近いかそれ以上だったのだろうな。
終盤に描かれる、暴露記事をめぐる最高裁の判決を見るに、表沙汰にできない血塗られたことを米国はいろいろとやってはいても、曲がりなりにも米国内では三権は分立していたということがうかがわれる。
ひるがえって、最高裁判事の人事権を内閣が握っている我が国は、本当に三権分立していると言えるか…? -
トム・ハンクスとメリル・ストリープが出ているので観てみた。さすがだった。日本のマスコミもこういう気概を持ってほしいものだ。
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思ったより感動した。
報道の自由というには、このくらいの葛藤があって初めて主張できることなのだろう。
ペーパーの掲載を、葛藤の末、ゴーを出したときのメリル・ストリープの威厳あふれる演技がすばらしい。
ストーリーとは別になるが、当時の活版の組版、版面の作り方、レイアウト紙の記載の仕方などが、非常に興味深かったし、美しかった。いくつかスクリーンショットして、PCのデスクトップに表示しています。 -
まさにスピルバーグから日本のメディアに向けられた喝のような映画だった。
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メンツのために兵士死んでも構わない(自分は戦地行かないし)って、クソな戦争だな~。
新聞の印刷されるシーンが良かった。今と違って新聞を作るまでの膨大な手間暇が、それでもこの事実を人々に届けたいっていう願いが込められているよう。 -
面白い。
シリアス一辺倒にしないあたり、さすがスピルバーグ監督といったところですね。
(レモーネードの件は笑ったw)
最初の小ネタが最後に大事件の一部に繋がっているところなんか「よく考えるものだなぁ」と感心してしまいます。
物語としては文句なしの一作ですね。
ただ....中国資本で「フェイクニュース」をばら撒いているとされているポストの現状を考えると単純に面白かっただけでは済みません。
映画などを使ってプロパガンダを行うのはどこの国も常套手段ですからね。
「当時の」ワシントンポストの良い一面をエンターテイメント性の高い良質な映画として作成した良作だと思います。
大いに楽しめました。 -
これは素晴らしい。スピルバーグらしい、堂々たる傑作だ。
心地よい緊迫感が最初から最後までつづき、演出は隅々までていねい。主演のメリル・ストリープとトム・ハンクスの演技は、すごく自然なのに品格がある。
「新聞は政権と、どのように対峙すべきか?」という問いに、一つの明快な答えを提示する映画。
ジャーナリズムを描いた名作として、長く語り継がれるだろう。
社会性の高いテーマを扱いながら、重厚な人間ドラマとして、また機密文書をめぐるサスペンス映画として――つまりエンタメ作品としてもきっちり成立している。そのへんはさすがスピルバーグ。
さらには、『ワシントン・ポスト』社主キャサリン・グラハム(ストリープ)が、人生最大の決断を下すまでを描く「女性映画」でもある。
夫の急逝によって、確たる覚悟のないまま社主となったキャサリンは、その決断によって「臆病の岬」を超え、立派な経営者に成長するのだ。 -
この二人が”社会派”映画やってるとホント意外性無いってか定石通りでなんか水戸黄門見てるような気になることが多い。この映画も例外じゃないんだけど、今みたいな時代性だと流石にちょっとグッとくるものが無いではない。
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究極の選択
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実話を基にした映画。
報道の自由と国家とのせめぎ合い。
そしてその判断。
報道側がされる側と近づき過ぎることによる関係性の難しさ。
職業としての立場と個人の想い。常に身の周りにあることだと思った。
名作。 -
ベトナム戦争に関する機密文書を入手したワシントンポストが、当該文書を掲載するかどうかの葛藤を描く。
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