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Amazon.co.jp ・電子書籍 (151ページ)
感想・レビュー・書評
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とても好みの本。
結末が結構予想外だった。
疲れた時、落ち込んだ時、やさしい気持ちになれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ナスミというひとりの女性が亡くなり、
周囲のナスミと関わりのある人達の視点で
ナスミとのエピソードが語られる。
最初は覚束なかったナスミの人物像が
章を追うごとに形を成して行くのが
読んでてとても面白かった。
人は必ずいつか死ぬこと。
人には色んな一面があること。
そんな当たり前のことを考えさせられ、
自分が死んだ時、
人は自分のことをどんな風に語るのかなって思いました。 -
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泣いて笑って
笑って泣いた -
ガンで亡くなる直前にいるナスミ。
ナスミのストーリーから、連作的にナスミを囲む人々の物語が始まります。
ナスミの人柄は、連作が進むにつれてわかってきます。
死の淵にいるナスミは、自分の人生はけっこう幸せだった、と語ります。
幸せだったという人生を、他の人々の目から見るような、これまでにあまりないタイプのストーリー展開が新鮮です。
どのストーリーも、ナスミを通して自分自身を見つめ直し、新しい一歩を踏み出すような前向きなストーリーになっています。 -
不思議なストーリーでした。
本屋大賞にノミネートされたのは、素晴らしいと思います。 -
人は誰もがいつかは死んでしまう。でも人生のどこかで誰かに影響を与えていて、いつしかその人の一部になって、ずっと続いていくのだな。
ナスミの死とその死をめぐる人々の物語。しみじみとした気持ちになった。生と死は遠いようで本当は近いところにあるのかもしれないね。
たまたま娘の国語で「夜が暗いとはかぎらない」からの抜粋の文章を読んで、この小説と通じるものがあってびっくりした。この文章もとても良かった。
“生きてる自分を大切にすることが一番の供養になる。今までかかわった人ぜんぶが自分の一部になっている。死んだら小さなかけらになって散らばって、たくさんの人間に吸収される。生きてる人間の一部になってとどまり続けるんだ。そうやって続いていくのだ。” まさにこの「さざなみのよる」のテーマとかぶる。こっちの小説も全文読んでみたいな。 -
ひとりの女性が癌で亡くなるところからこの小説は始まる。彼女の死が、兄弟、夫、そしてこれまで関わってきた人たちへ与える影響が、まるでさざなみのように広がっていく。
「あげたり、もらったり、そういうのを繰り返しながら、生きていくんだ、わたしは。」
生きてる限り、気づかぬ内に他の誰かにあげたり、誰かから貰ったりして生きている。そのことを、「死」を通して伝えて貰ったような気がした。 -
きたー富士家族、その前。そういうことだったんかー!
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