- 文藝春秋 (2018年4月10日発売)
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感想 : 19件
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Amazon.co.jp ・電子書籍 (145ページ)
みんなの感想まとめ
美術館を舞台にした短編集は、さまざまな立場の人々が美術や美術館にどのように関わっているかを描いています。特に、MoMAをテーマにした作品群は、アートに対する多様な思いや体験を通じて、美術の魅力を再認識...
感想・レビュー・書評
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MoMAを舞台に
美術や美術館に携る
人々にまつわる短編集。
美術や美術館は
いろいろな立場の人の
思いや関わりがあって
成り立っていることを再認。
美術に関わる
いろいろな仕事をされてきた
原田マハさんだからこそ書ける
美術館のバックグラウンドを
知りつつ、
それぞれの人生の
一定時間を垣間見る作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
MoMAにまつわる5つの短編集。
モダンアートには疎いですが、いつかニューヨークに行ったら、MoMAに行ってみたいな、と思ってしまいました。
原田マハさんの美術が題材の本は、今まで長編の小説を読んできたので、短編だと、ちょっと物足りない感じもするかな。 -
自らの経験を活かしたアート関連を中心に、精力的に作品を発表している小説家、原田マハ。
作品をチェックしていたら、アンリ・マティスの絵画が表紙になっている、この作品が文庫化されていたので、電子書籍版で読むことにしました。
5つの作品で構成された、短編集です。
共通するのは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)に関係した人が、各作品の主人公になっていること。
共通する登場人物がいる場合もありますが、それぞれの作品は独立しています。
気持ちと行動の矛盾や葛藤を扱った作品もあれば、ファンタジー的な作品もあり、描かれているシチュエーションや作品世界には、おのおの個性があります。
アート作品が持つ力は、人々にどう影響を与えるのか。
そもそも、どこまでがアートなのか。
アートに関係している人たちは、どのように作品に接しているのか。
そして、美術館で働いている人、美術に接する生活をしている人たちは、どのような日常を送っているのか。
アートや美術館に興味を持っている自分には、考えさせられることや惹かれるポイントが、随所に散りばめられた作品でした。
アート作品に対しては、来歴や評価に注目が集まる傾向もありますが、著者は「アートと人間の関係」のようなものを、表現したいのだろうなあと、受け取りました。
まだまだ、この作家さんのひきだしはたくさん、ありそうですね。
今後も、作品が文庫化されるのを、楽しみに待ちたいと思います。
『異邦人』原田マハ
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B07BKRXX6K
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どれも面白かった!なかでも「私の好きなマシン」が印象的。どこまでが実話なんて考えながら読んだり、いろいろググりながらのもまた一興。楽園のカンヴァスのトムまででてきたらびっくり。てかMoMA行きたくてたまらんのですけどw
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ニューヨーク近代美術館のお話。
初代館長と少女の話がよかった。
災害と美術展の2作は読んでいて辛くなった。 -
状況や心情がツラツラと伝わってきてリアルだった。辛いこと、苦しいことがあっても必ず周りに人はいる。支え合って乗り越えていきたい。
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ニューヨーク近代美術館(MoMA)を舞台にした短編集。「暗幕のゲルニカ」などの長編にリンクする話も。MoMAをテーマにする以上。どうしてもテロや災害は避けられないのでしょう。読んでいて辛いところもありました。絵そのものは載っていないのに、ワイエスの描くクリスティーナに励まされました。
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他の話しで出てきた人たちにまた会える楽しみがありました。
世界線が同じなんですね。読み返すと気付きがありそう。
いつの日かMOMAに行ってみたい。
中々難しいので近隣の美術館チケットを手に入れました。小さくても素敵なところです。 -
MoMAを舞台にした、マハさんならではの
アートへの招待状のような短編集。
美術館のバックステージ、作品の持つ魅力、
マハさんだからこそ紡がれるストーリーに
心地よく浮かぶように読み終えた。 -
アートをはさんで人と人とがつながっていくマジック
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どこかでなぞった文字の羅列の詰め合わせ、という印象。
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初原田マハ。
アンリマティスとパブロピカソの関係、ワイエスのクリスティーナ、Momaの歴史、芸術に関する知識が少ないのに、調べて読んで引き込まれていく。
フィクションとリアルが絡み合う、繊細な世界。
原田マハ作品の中では短編なので読みやすいはず。
芸術史に対して興味を持ちはじめるきっかけになりそう。 -
初マハ。表紙買い。芸術とか美術館のことに疎くても読みやすかった。深掘りしすぎず、でも大切なところを適切に切り取っている感じ。美術館に行きたくなる。
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原田マハさん得意のアート小説集。舞台はMoMA。やっぱりうまいし、フィクションとノンフィクションの中間な感じが響くね。MoMA、初NYで1階のショップにしか行けなかったので(しかもレジ大行列で買い物もできず)、いつかまた行きたいぞ。
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ごくささやかなエピソードに添えられる芸術。
著者プロフィール
原田マハの作品
