無敵の思考 [Kindle]

  • 大和書房 (2017年7月8日発売)
3.37
  • (7)
  • (23)
  • (27)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 292
感想 : 29
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (159ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ひろゆきさんが書かれたblogを、ゴーストライターがざっくりまとめて書かれた本。
    最後の「あと書き」(単行本verと文庫本verとある)だけひろゆきさんが書いたようだ。

    色々な人がいて、色々な考え方や発想が面白い。

    私は高くて美味しいお料理や、高くても価値のあるものにお金を払って、贅沢して幸せを味わいたいタイプなので、全く共感できない。
    寝るだけでも環境が良くていい物件に住みたいし。
    ひろゆきさんとは、基本的に「幸せを感じる」部分も違えば、考え方も違う。

    「こういう人とは絶対一緒には暮らせないなぁ」とは思うけれど、変わり者の考え方を知るのは、とても楽しいし、愉快なものだ。

    「楽しい」を見つけるのが得意な人。
    何でも楽しんで生きることが出来る人って、無敵で最強だな。

  • 普段著者のYouTube動画を見ているので、言い回しなどを聞いて「絶対代筆してもらってるだろうな」と感じる箇所がいくつもあり、変わった角度から楽しめました。

  • ひろゆきさんの「行動指針」をご自身で解説(監修?)した一冊。

    2023年に「AIひろゆき」が話題になったが、本書をプロンプトに反映すればさらに「らしさ」を再現できそう。ご自身がライブ配信で投げ銭者の質問に回答しているが、本当に困っているライトユーザーらは無料で回答しまくるAIに移動して、物珍しくもなくなって、飽きられていくのだろう。

    というのも、ひろゆきさんは”合理的(賢い選択)でありたい”とか”面白い方を選びたい”といった価値観を重視するあまり、時に周りに人たちをザワつかせてしまうところがある。番組内ではあえて突飛で驚くような、あるいは感情を逆なでして怒らせるようなことを言っていることもあるが、天然でヤラカシているシーンが多い。
    ひろゆきさんはもちろん頭の回転が速いが、そこには共感力の欠如も大いに関係していて、相手の気持ちや場の空気を慮(おもんばか)るためのエネルギーを合理的な選択に全振りしているものと思われる。だから余計に「生配信Q&A」くらいの反射的な回答であれば「AIひろゆき」に代替しても遜色なくなるというわけだ。そういう意味ではひろゆきさんは「コンビニ人間( https://x.gd/IcRa5 )」の主人公に似ている。

    それでも社会問題に鋭く切り込むReHacQとかアベマなどの番組での見事な立ち回りは、やはりひろゆきさんならではですね。これからも日本社会へのご意見番としての役割に期待してます。

    あと、遅刻常習犯で有名なひろゆきさんは「自分に優しい」とあったが、これは「自分に甘い」と似ているようで異なる。”リターンが少ないこと(あるいは無駄)をやらない”という価値観を、たとえ周りから顰蹙(ひんしゅく)かっても鋼の心でやり通す強さの裏返しだ。「優しい」と「強さ」は表裏だ。

    そしてそのメンタルの強さが「米国留学」と「キックボクシング」で培われたとあったのが興味深かった。どちらも大学時代のことだ。意外にも大学浪人をされているので、この頃までは現在の合理主義を徹底するあのメンタルの強さがなかったと想像する(青春の1年間と数十万円かけて中央大学じゃぁリターンが、、、ね)。

  • 仮説を立てる。
    仮説を立てて、それが外れたら見直す。
    ただ、それだけ。

  • 何言ってんの、コイツ。。

  • 周りに影響されること無く人生を生き抜くための思考について述べられた本。
    論破のイメージが強いひろゆきであるが、お金を持っても生活レベルを上げない、割り切った考え方などはとても良い考え方だと思う。収入が多いのに生活に苦労する人は一読しておいた方が良いと思う。

  • オーディブルで聴く。ブランド物を身につけているのはセンスがないと表明してることなんだなとは思った。収入が増えても生活水準を上げなければ、投資に回して収入よりも投資の金額が上回る…など実践したいことも書いてあった。自分へのご褒美はバカ、も確かになとは思うが、それでなかったら奴隷のような仕事家事育児は頑張れない、だけどそれをひろゆき氏に言ったら、じゃあ負担に感じるし仕事を辞めたらいい、と言われそう笑
    イライラして疲れてる時に聴いたけど、聴いていてスカッとはした。

  • ひろゆきさんの、人付き合いの仕方 が正しい題名。な気がする。
    お金についての考え方、参考になる。

  • 金を稼いでも生活レベルをあげると、その生活を維持するために金を稼がなければならず、食べるにやらなければ行けない仕事に振り回される。
    時給1000円だとして、それを稼ぐために○時間働くのと引き換えにしても必要か、と考えるとそこまで必要じゃないことが多い。
    お金に振り回されず、どこでも生きていけるという気軽な生き方。
    悩んで比較して、結局買わない、というあり方は、今どき「タムパ(タイムパフォーマンス)」が悪いと言われそうだが……ひろゆき氏の考え方、わかるなあ、と思いながら読んだ。
    その分、わりと生活に取り入れていることが多く、参考になるような、ならないような、という感想。
    個人的に、ひろゆき氏とほりえもんの本は、頭を使う本を読んだ箸休めに、あまり考えず読めるのが良いと思っている。

  • ひろゆき氏の思考は独特。楽しく生きるには、必要な思考なのでしょう。全部は真似できないけど、参考になるところは取り入れようと思う。

  • こういうバカにされがちな本でもいいものはちゃんと良いと言うことが大切だと思いますぅ!一旦よんでみーな。面白いし役に立つよ。

  • Audibleにて。
    まさにひろゆきっぽい考え方が学べる一冊。

    切り抜きYouTubeとか見てる人には物足りないかもしれないけど、見栄を張って生きるのがどんだけ馬鹿らしいかが改めてよくわかった。

    特に「食」に関する考え方には完全に同意している。
    とにかく空腹にしておけばなんでも美味しいし、それだけで幸せになれる。
    儲かったからといって高級食材ばっかり食べて舌が肥えてしまうと、日常で幸せを感じにくくなるってこと。

    おかげで外食が極端に減り、家計もかなり安定した。
    加えて空腹時間を長くなるため、プチ断食で健康的。
    まさに人生を変えてくれた考え方。

  • ひろゆき本は総じて面白いので好き。
    合理的にコスパよく、自分がしんどくないように生きる生き方は、もっと日本人は参考にした方がいいように思う。
    ヨーロッパ人もそんなイメージがあるので、ひろゆきさんが今住んでいるというパリでは、きっとこの人浮かないんだろうなと思った。笑
    おすすめしていた「コンテナ物語」は読んでみたい。

  • 予想にもれず、ひろゆきが普段配信で言ってるような雑談の内容を文字に起こした程度のものでした。構成も、最後に蛇足がつくというような雑談ぽい感じ。悪い言い方をすればちょっと荒っぽい感じだったと思います。
    内容的には理屈ではとても共感できますが、心情的には実践し続けるのはムリだろうなという印象でした笑 自分自身を俯瞰して、感情さえ判断材料の一つにしてしまう、まさにひろゆきだから続けられるだろうというような感じ。

  • ネットでひろゆきの本を読むならこれ!と評判が良かったから手にしたんだけど、若い時ならともかく、年取って読んでも、どうにもぴんと来ない箇所ばかりだったのは、ずばり年を取ったということなのだろうか。

  • ホリエモンとかと同じく、主義主張自体には100%賛同はできないものの、自分の人生で色々実験しているところに好感。
    趣旨としては、快不快の感覚に振り回されすぎず自分をコントロールしてみよう、その際、我慢するのではなく実験・ゲーム感覚で前向きにやってみよう、という感じかなと思う。その論には基本的に大いに賛成だが、自分の基準の範囲内のことは「わかる~」となるし、自分の基準を超えている部分については反発してしまう、という感じで、共感できたのは半分くらいかな。
    というかこの人はもともと快不快の感覚(美や快楽を求める感覚や、ストレスやプレッシャー等の感覚)が標準よりも低いんじゃないかなという気がする。調味料を適量つけることまで否定していたり、音楽は新しい情報がないから興味がないと言い切っていたり。現地で試行錯誤していくうちに身につくから語学勉強はコスパが悪いというのも、普通は言語が通じずに生じる不安やトラブルが嫌だから皆勉強するんじゃないのかなあ。
    一応あくまで持論とか、自分は特殊例と断っているところもあるものの、基本的に煽り口調だからそれで損している部分もあると思われる。
    あと、筆者だけではないのだが、ブランド品や高価な物は人に誇示するために持っているという決めつけは気に入らない。そういう人もいるとは思うけど、女性としては、美しいものや高価な物を持つことで自己肯定感や充足感を得るという感覚も大きいんじゃないかな。人には見せないけど良い下着をつけることで気分をアゲる、みたいな話はよく聞くし。まあその方向性であっても、高価なものに依存しすぎると幸せになれないのは同じだが。あと、金遣いが荒そうに見られて引かれるから目立つブランドものはあえて持ちたくない、という人も多いと思う。

    (共感した点)
    ・コストをかけずに楽しめることをできるだけ多く見つける
    ・最悪の状況での対応を考えておくと安心できる
    ・年長者・上の人には従っておく方が確立的に得
    ・相手が感情的になっている時はこっちに有利
    ・嫌なことが起こったらそれは自分の選択によるものと考え、自己正当化
    ・知的好奇心を満たすという名目で不快を前向きに体験
    ・学歴=体系だった知識を習得するスキルの証明

    (経済的に学べた点)
    最低賃金が上がることで悪い結果になる場合もある。スキルに対し適正賃金を払うことは大事だが、スキル不要の仕事は淘汰されるのが自然な方向性か。そうなるとベーシックインカムの議論を真面目にしていく必要がある。

  • 無敵の思考
    著:ひろゆき

    世界にはシステムがあって、そのシステムの下でロジック(論理)に従って人や物事が動いていく。そういう考え方が著者自身にはあるので、著者自身、論理的に考えて論理的に結果を出すということを実践している。

    そうすると何がトクかというと、幸せに生きることができる。

    本書の構成は以下の6章から成っている。
    ①考え方で人は幸せ=無敵になれる
    ②そもそものルール論
    ③これだけで幸せになれる考え方のルール
    ④これだけで勝てる能力と仕事のルール
    ⑤これだけで損しないお金のルール
    ⑥二極化の未来に備えよう

    本書は優秀な編集者による優秀な著者による、大変すばらしく整理された過去からの著者の考えを整理されたもの。

    それでもおもしろいと読者に思わせながら読ませるのはやはり、編集者と著者のスキルの高さなのかもしれない。

    同じことも視点が変われば違った気づきがある。論理的を重視するものの人間臭さを著者に感じるのは私だけではないはず。

  • 文庫版が発売されたので購入。
    生きる目的は死ぬまで楽しく過ごすこと、お金と幸せを切り離して考えた方が幸せに過ごしやすくなることなど、毎度おなじみのひろゆき論という感じ。
    生まれたときから便利な環境で生きてきた若い世代には共感できる人が多い価値観だと思う。
    自分も基本的には必要なもの=日常的に使うものしか買わないし、もらえるものはもらう(あまり貸し借りはしない)。
    貯蓄は自由を得るためのもの。仕事が楽しい、趣味が楽しい生活をしているなら、消費でストレス発散をしようという気にならない。

    面白いな、と思ったのが、「ご飯をおごる方も快感」という話。
    最近、後輩にご飯をおごる機会が増えてきて、それは相手のためというより自分が気持ちよくてやっているんだなあ、ということに気づかされた。

  • 昔のイケハヤのようにもっと楽しい生き方があるよねということを教えてくれる本。

  • ひろゆき5冊目。同じ編集者で後発の「1%の努力」を先に読んでたら内容がだいぶかぶってる。かぶってるとこと、かぶってないとこを書き出したいくらいかぶってる。

    かぶってないとこでは「住むとこを探す時は安い順に見ていって、許容できるとこに決めて住む」というのは物を買うときになんでもそうだな、と思った。Amazonで検索したら値段の安い順に並び替えるとよい。まあ、実際はレビューで見極めようとして賛否両論で悩むのだけど。

全20件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

ひろゆき(西村博之)
1976年生まれ、東京都・赤羽育ち。中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。自身のYouTubeチャンネルの登録者数は160万人、Twitterのフォロワー数は230万人を突破。 主な著書に、『論破力』(朝日新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)、『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』(三笠書房)、『無敵の独学術』(宝島社)などがある。

「2023年 『ひろゆきツアーズ 世界ぐるっと物見遊山の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ひろゆきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×