201冊目で私が一番伝えたかったこと [Kindle]

  • 2018年4月9日発売
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感想・レビュー・書評

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  • ボクが尊敬する苫米地さんが201冊目で伝えたかったことがなにか知りたくて読みました。

    この本は今まで出してきた総集編のような感じで、これまでの思考法を整理するのに便利な一冊になっています。

    アファメーションのやり方にしても、人生における大きな武器になる考え方についても、知っているか知っていないかで大きく差になるようなことばかりです。

    このやり方がわかったから自信というものがついてきたし
    自分の未来に肯定的になれたと思います。

    人生に悲観している人~本気で叶えたい夢がある人までタメになる本です。

    【TODO】
    ・アファメーションの更新
    ・10分を1時間だと思い、10分で1時間分の作業量を目指す
    ・人生を遊び化して好きなものを増やす

  • 著者の本は好き。わかりやすい自己啓発本。前向きな気持ちになれる。
    ゴールの設定の仕方、コンフォート・ゾーンを抜け出してゴールを実現する方法が学べる。
    本書に従って、アファメーションの文言を考えて書き出した。毎日唱えよう。
    一人ディベートの技術も身に付けたい。
    ゴールは達成してしまうと早死にしてしまうから、達成しそうになったら新たなゴールを設定する必要があるらしい。覚えておかないと。

    著者の意見には概ね賛成だが、自衛隊廃止論だけは同意しかねる。余った軍事費を使って世界を飢餓から救う、そんな国を攻撃する国があるでしょうか、と言うが、中国や北朝鮮は平然と攻撃してくると思う。彼らは世界から爪弾きにされることなど、恐れてはいないと思う。
    それに、自衛隊がなければ、あらゆる災害に対応できない。

  • 「お金を絶対視すればするほど
     経済の支配たちの権力は強まる」

    お金に絶対的な価値はない
    お金は、目的ではなく手段

    使い道も決まっていないのに
    必要以上に稼ぐのは難しい

    著者が目指すのは
    戦争と差別のない世界

    どうか読んでみて欲しい

    何か1つは、必ず刺さる本です

  • 201冊目
    苫米地さんの総集編。
    認知科学やコーチング、なにより苫米地さんの本が好きなら読むべき一冊。

    ・現状の外のゴール設計を行え
    ・ゴールは現状の外にあるので、ディティールなど見えなくて良い。むしろ、はじめから鮮明すぎるゴールはゴールでない
    ・コンフォートゾーンをずらすことがゴールに近づくカギ
    ・ゴールを設定すれば、関係ないもの全てノイズになる
    ・失敗したとき「しまった」「最悪」「自分がダメだったんだ」と思わないこと。エフィカシーが低くなる
    ┗ もちろん失敗の事実を認めるのは必要。できるだけ自分に対する評価を高く維持したまま、こんなのは自分らしくない、二度としないと考えるだけで十分
    ┗ 同様に過去の失敗も、思い出してネガティブになるのはダメ。笑い飛ばす
    ・夢やゴールの抽象度が高いほど、多くの人を幸せにできる
    ・セルフトークをゴールに対してエフィカシーの高い言葉にすれば、セルフイメージもどんどん高まり、エフィカシーも上がっていく

    ◯アファメーション
    言葉による思い込みづくりのことで、「肯定的な自己暗示」「肯定的な自己説得」「肯定的な自己宣言」とも言われる。
    なりたい自分にふさわしい文言をつくって、何度も言ったり、見たり、聞いたりすることで、自分自身に健全な「思い込み」をつくること。

    ◯アファメーションの作り方とルール
    ・一人称で書く。「私」「私達」
    ・肯定的な表現のみ使う。
    ・「達成している」言い回しにする
    ・現在進行系にする。「いままさに◯◯している」
    ・比較しない
    ・動きを表す言葉を使う
    ・情動を表す言葉を使う
    ・何度も修正する
    ・秘密にする

  • 著書の本の総まとめ本のような印象。何か一冊、再読するとしたら、これが読みやすいかも?

  • 著者がここまでして国連の敵国条項から日本を外すアイデアを伝えたがるのは、それだけ情報空間の影響力を危惧しているということだろう。

    なるほどヒトラーの台頭は情報空間を操れるツールの登場によるものだとも言われている。現代においてはデマの拡散もラジオやテレビの比ではない。あまりにも露骨なポピュリズムの発露に米国のエリート層がショックを受けているとも聞く。

    自然界は恒常性を保つ。だがそこに情報空間というストックが介入すると振り幅は大きくなる。こうなるとバカバカしいことで人類が絶滅してしまうという事態にもなりかねない。ということか。

    一見これまでの著作のまとめに見える本作だが、過去の著作をきちんと踏まえてくれなくては、重大な危機に直面している私たちの現状を理解することはできないと言いたいのだろう。著者の意図はとてもはっきりしており、まったくもって題名通り、ブレがない。

    だが人間を神の表象の一部分としてしか考えることのできない私としては、不真面目で申し訳ないのだが、このような理解と危惧を持って今日を生きている著者の脳の構造と人生のスタンスが非常に気になるところである。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D)、同CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C5I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、一般社団法人日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO兼基礎研究所長。

マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学(CMU)大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究。機械翻訳研究所では1985年から86年にかけて、世界初の不特定話者連続音声認識による音声通訳システムの開発に成功。89年には三層ニューラルネットに二つの文脈層を加えた予測型Sigmoid関数バックプロパーゲーションネットワークにより最初期の生成AIの開発に成功。90年、MONA-LISA論文でこれと独立する記号型AIの協調によるAIの幻覚問題解決を世界で最初に提案。93年、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。

また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「PIE」「PX2」「TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。

「2025年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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