欲望の資本主義2―闇の力が目覚める時 [Kindle]

  • 東洋経済新報社 (2018年4月27日発売)
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  • 第1章 「新しいテクノロジーは経済成長をもたらしていない」 フランスを代表する知性 コーエン
    ハイライト(イエロー)-位置No.192
    新しいテクノロジーが発展しているのに経済が低迷しているパラドックスは、新しいテクノロジーが経済成長に及ぼす正の力と、大多数の労働者層に及ぼす負の力を分析すれば解明できます。差し引きして考えると、経済の停滞傾向が説明できます。
    ハイライト(イエロー)-位置No.378
    ルーティンワークの世界では、搾取されるのは体力でした。今ではそれは創造力です。ある
    ハイライト(イエロー)-位置No.429
    つまり、他者とかかわって暮らすには代償が必要なのです。良い医者にかかりたければ田舎よりも都市部の方がいいし、子どもの学校も同じです。他者とかかわりを持って暮らしたいという欲求そのものが、生活コストを上げているのです。それが、現時点においてポスト物質主義社会に移行する可能性を低くしている要因の一つです。
    ハイライト(イエロー)-位置No.628
    レーガン・サッチャー革命は経済革命であると同時に、道徳革命でもありました。世界をピューリタン的な中産階級の世界に回帰させようとしたのです。それは60年代、70年代の若者のカウンターカルチャーを絶滅に追いやるものでした。レーガンらは道徳革命が実現可能だと考えていました。 しかし、道徳の回復という保守派の目論見は外れました。道徳的
    ハイライト(イエロー)-位置No.769
    グローバリゼーションに反対する勢力には、エコロジストとポピュリストという対極にある二つのグループがありますが、反対する理由はまったく異なっています。その二つを同一視するのは間違っています。背景にある価値観がまったく違うからです。

    第2章 「資本主義はショウ(見世物)だ」 若き天才哲学者 ガブリエル×異端の奇才 セドラチェク
    ハイライト(イエロー)-位置No.1168
    資本主義対共産主義に関して言えば、これはヘーゲルとマルクスの戦いです。ヘーゲルは明確に、私たちは常に上へ進むと言っています。組織は全体化するというのが、システムの論理だからです。全体化の最も高次なレベルでは、他人の財布を認めることになります。そして、このシステムには抗えません。ヘーゲルはこれを「絶対的真理」と呼びました。「絶対的真理」とは最高の真理です。永遠に存続できる真理です。 これに対してマルクスは破壊を基礎にしようとしています。マルクスは、ヘーゲルと対峙して、地球や立ち位置や地面を暗喩としています。しかし、それが明確に意味するところは、モノを生産し続けてきた中で、自身の尺度に照らし合わせて資本主義は完璧なシステムだという感覚があるということです。ですから代替案となるものが見つからないのです。尺度に照らし合わせて資本主義は完璧なシステムだという感覚があるということです。ですから代替案となるものが見つからないのです。

  • 1は資本主義経済について、
    2は資本主義とは何か、その思想について
    かな。

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著者プロフィール

丸山 俊一(マルヤマ シュンイチ)
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー
1962年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズをはじめ「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」「人間ってナンだ?超AI入門」「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」「地球タクシー」他、異色の教養番組を企画・制作。
著書『14歳からの資本主義』『14歳からの個人主義』『結論は出さなくていい』他。制作班などとの共著に『欲望の資本主義』『欲望の資本主義2~5』『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』『欲望の民主主義』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するⅡ』『マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る』『マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」』『AI以後』『世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ70~90s「超大国」の憂鬱』他。東京藝術大学客員教授を兼務。

「2022年 『脱成長と欲望の資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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