運は操れる [Kindle]

  • マキノ出版 (2018年3月2日発売)
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みんなの感想まとめ

行動を増やすことで「運」を掴むことができるというテーマが展開されています。ここでいう「運」は、確率論的なものではなく、試行回数を重ねることで成功の可能性が高まるという考え方です。著名な発明家トーマス・...

感想・レビュー・書評

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  • 「運は操ることができ、その力はトレーニングによって誰もが伸ばしていくことができ」る、「「運」とはスキル、知識のようなもの」、「スピリチュアルで運が開けることも。幸運が舞い込むことも」ない、「一生の間にやってくる幸運の総量…に大いなる個人差は」ないと語る著者が、運を科学的に操る力を紹介した本。

    ただし、本書で言う、操ることができる "運" は、サイコロの目のような確率論的な運ではなく、仕事運や対人運、金運は恋愛運など、自分の普段の心がけ次第で改善できる運のこと。

    そのポイントは、「不安に強くなり自ら動き、チャレンジしながら試行錯誤を続けて、目の前に訪れた幸運に気づくこと」。要するに、ポジティブに生きろってこと。ポジティブにしていれば、失敗にもめげないし、出会いやチャンスを逃さなず果敢に攻められる絡んだチャンスを逃し難いてことだ。本書は、ネガティブ思考で内向的な人が負のスパイラルから脱して運を操れるようになるための方法論を紹介している。

    まず、不安に強くなる方法は、「ネガティブバイアス」の罠に気づき、「脱フュージョン」でネガティブ思考を手放し、「失敗ノート」を附けて読み返し、「ビッグウィン仮説」に惑わされず、人生のコントローラビリティを高めることだという(Chapter3の項目を繋げただけ)。

    試行回数を増やす方法は、「アズイフの法則」で幸運な人になりきり、「ピグマリオン効果」で期待を現実の力にし、「プレ・パフォーマンス・ルーティン」を行い、「筆記開示」や「運動」「ヨガ・瞑想」でレジリエンスを高め、「ビッグ・ファイブ理論」を戦略的に活用し、「恥さらしトレーニング」で対人不安を消し、「運動日記」をつけることだという(Chapter4の項目を繋げただけ)。

    気づく力を鍛える方法は、呼吸法や瞑想でリラックスし、違う選択をゲーム化し、「自己充足的予言」にとらわれないようにし、「ワーキングメモリ」を解放し、「セレンディピティ戦略」で幸運をつかむことだという(Chapter5の項目を繋げただけ)。

    なるほどと思ったのが、内向的な人が人との繋がりを増やすための「友人の大いなるタイプの人(外向性の高い人)を狙って友達になっていく」戦略。著者も意識して実践しているというが、これは賢い!

    あと、QAの中でルックスや年収のいい人をオトすテクニックについて「あなたに美人やお金持ちとの出会いというチャンスが訪れたとき、「美人ほど、お金持ちほど、性格を褒めてほしい」ということを思い出してください。」とても書いている。さすがメンタリスト、これも鋭いな!

    本書のメソッドで実践してみたいと思ったのが、「日常のゲーム化」(パーティで初対面の人と話す、レストランで必ず食べたことのないメニューを頼む、本をジャケ買いするなどの、新しい体験を増やすルール作り)や「新しい行動メモ」(「日々の暮らしで経験した初体験をメモにまとめ」る)。コロナ禍だからこそ何か身近なことで試してみたい。

  • 試行回数を増やすことで「運」を掴み取ることができるというお話。ポイントは、ここでいう「運」とはサイコロなどの確率論的な「運」ではなく、試行回数を増やすことで成功確率を上げることができる類の「運」であるということ。私たちは普段何気なく「運が良い」「運が悪い」と口にしているが、実際には行動する回数を増やすことで成功確率を向上できるものも多い。トーマス・エジソンの「I've just found 10,000 ways that won't work.(失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ)」というのも、まさしく試行回数を増やして成功を掴み取った事例だろう。私もただ座して成功を待つのではなく、「人事を尽くして天命を待つ」ことを心がけたい。

  • 運は「不安に強くなり、何回も挑戦して、気づく力をつける」。前向きに何でもトライして、経験を積めば、運も付いてくると考え、仕事もプライベートも充実させていきたい。

  • 運は行動とトレーニングで身に付くスキルや知識と同じもの。

  • ネガティブバイアスを意識しろ
    恥をかけ
    試行回数を多くしろ

  • スピリチュアルで運は開けない。一番印象に残った言葉。

    行動指針
    ①失敗をしたときに、運の悪い出来事だと引きずるのではなく、将来的にはわからないと切り替えて考える。運のいい人は切り替え上手。なぜなら、長期的な視点で失敗と向き合い、不安や不安を追い払っているから。
    ②長期的な視点を持つ。長い人生の中で考えれば、今ここで感じていた不運が、幸運の始まりである事は多々ある。不安の中でもチャンスがやってくることに気づけるようになる。
    ③不運だと思い込んでいる現在のあなたを変えれば、未来のあなたも変えることができる。将来の自分が今の自分を見たとき、あの日あの行動をとったから、今の成功があると思えるような行動を心がける。
    ④最大の幸運は、豊富な時間を持っていること。挑戦できる若さがあること。その幸運を、過去の失敗にこだわって無駄に浪費するのは。今日でやめましょう。未来の自分のために、今から行動を変えましょう
    ⑤判断に迷う状態を作らない。リラックスして、決断を早くしよう。そうしないと、他人の意見に流されてしまう。
    ⑥不安は不安を引き寄せる。不安をなくすために、脱フュージョン。心から言葉にして外に出す、歌を歌って不安を客観視すると、人生の重大なことではないと気づける。
    ⑦幸運になりたければ、幸運であるかのように行動する。
    ⑧運動、瞑想の継続。効用は、科学的に根拠ある。20分間の有酸素運動。


    最近、不運だと思うことが多く、なんとか解決したいとスピリチュアル寄りになっていた。けれど、状況は改善しない。むしろ、残念なことにチャンスを逃してしまい、悪い方向へ進んでいるように感じる。

    どうしてなのかと考えていたのだが、この本を読んで科学的な視点から運を理解することができた。

    例えば、人気アーティストのチケットがほしい場合、開運グッズに頼る人がいる。運のいい人は、家族や友人にも依頼する。数が多ければ、当たる確率も倍になる。幸運な人は、それだけ行動を起こしている。納得の事例だった。

    転がり込んできた幸運を生かせるかどうかは、その人が運を味方にする準備ができているかどうかにかかってい
    るかどうかとのこと。リラックスして準備することが大事。

    人は、判断に迷う状態では、考えるのがおっくうになり、差し出された答えに賛同しやすくなってしまう。まさに。

    以下、印象的だったこと。

    ・災い転じて福となすと言う諺があるように、大事なのは自分で自分自身の人生をコントロールできているかどうか。仮に不安な出来事が起こったとしても、それを動かしがたい現実として受け入れ、諦めてしまうのか。それとも何らかのアクションを起こして、幸運に転じるような努力を重ねていくのか。そこに本当の意味での運の分かれ道があります。

    ・ウォーレンバフェットは、人生で最も運がよかったと感じる事はハーバードに落ちたことと答えています。ハーバードに落ちたことで、人生を左右するチャンスにめぐりあった。Daigoさんも、東大を受け不合格。人生終わったとショックを受けたけれど、今となってはよかった。失敗をしたときに、運の悪い出来事だと引きずるのか、将来的にはわからないと切り替えて考えられるのか。運のいい人は切り替えが上手です。なぜなら、長期的な視点で失敗と向き合い、不安や不安を追い払っているからです。

    ・過去の自分が、現在の自分の根拠となっている。と言う事は、不運だと思い込んでいる現在のあなたを変えれば、未来のあなたも変えることができます。だからこそ、将来の自分が今の自分を見たとき、あの日あの行動をとったから、今の成功があると思えるような行動を心がけましょう。

    ・最大の幸運は、どんなにお金を積んでも買うことのできない豊富な時間を持っていること。挑戦できる若さがあること。その幸運を、過去の失敗にこだわって無駄に浪費するのは。今日でやめましょう。未来の自分のために、今から行動を変えましょう。

    ・運は偶然によってもたらされる幸運でもなく、スキル知識のようなものです。意識的にの良い結果が得られるようにトレーニングすることが大事で、そうすることで運を操る力が身に付くと考えられる考えています。自転車に乗れるようになれば、音楽を聴きながら景色を楽しんでいてもスムーズに操れるのも、運転感覚が備わるから。

  • 結論:運は操れない。
    だけど行動や考え方や心構えを変えることで、チャンスは増やせるよ。

    という、ごくふつうの、「運」と聞いて万人が想像する概念をそのほかの概念にすり替えた内容で、目新しさはなし。

    参考になったのはネガティブバイアスについての話。
    もちろんこれも当たり前といえば当たり前なのだが、「どうせ無理」などとネガティブに考えて暗い顔や態度をしていたりチャンスを掴むための行動を起こさなかったりすると、本来ならできたことも本当に無理になってしまう。
    結局、すべては「行動しろ!」でしかないのだろうなあ。

  • 物事のとらえ方の工夫で、常に運の高い状態を保つことができる。

    運は外部的要因だけでなく自分自身の力によっても十分に変化することを学んだ。

    自責の精神しか勝たん。

  • 前半の、運を引き寄せる理論の部分。
    良い事象にあたるかは確率論だから、行動回数を多くすればいいとか、運の良い事象と出会ったときに気付けるかが大切、アンテナを高くとか……そりゃそうだ、という当たり前のことが多く、薄っぺらく感じた。
    後半の、よくある生き方の疑問に著者が回答するQ&Aはうまい回答の仕方だと関心した。
    また、著者のアイディアではないようだが「失敗ノート」は参考になった。
    成功は複数の要因が重なるから要因の特定が困難だが、失敗は要因がわかりやすい。ニュースなど、人の失敗例を記録し、自分が失敗しないように参考にする、とのこと。
    早速実行する。

  • ビックファイブ理論がおもしろかった。敵を知る前に己をしれという事。

  • 研究例と一緒に理由が展開されているので理解しやすい

  • メンタリストDaiGoの一冊。

    「運を操る」というと言いすぎだが、相当の部分で運を自分で引き寄せたり、逆に手放したりしているということがよくわかった。

  • 「運」というと、自分ではコントロール出来ないもののような印象を受けるけど、その運を操れるという根拠や、その為のテクニックが書かれている。
    宝くじの様な確率論的な運は操れなくても、
    不安に強くなり、試行錯誤を繰り返すことで、「幸運」に気付くことができる。
    なるほどと思ったし、スピリチュアルなことを言われるよりも納得行った。

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著者プロフィール

慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒。人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして多数のテレビ番組の出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動する。現在、ジェネシスヘルスケア株式会社顧問、新潟リハビリテーション大学特任教授を務める。
主な著書は、『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』(ダイヤモンド社)、『自分を操る超集中力』(かんき出版)、『ポジティブ・チェンジ』(日本文芸社) 、『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』(学研プラス) など多数。

「2018年 『秒で見抜くスナップジャッジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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