その話を聞かせてはいけない (Kindle Single) [Kindle]

  • Amazon Publishing (2018年4月23日発売)
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Amazon.co.jp ・電子書籍 (62ページ)

感想・レビュー・書評

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  • アマゾンプライムで読みました。道尾さんは好きで他にも何冊か読んでます。怖かった〜。他にも短編読んだことあるけど、道尾さんは長編の方が良いなと思います。

  • 終始珂がかわいそうだった。
    最後は山内君が絡んでくるものと思っていたが、登場せず終わった。
    結局黒い影?が何なのかよくわからなかった。
    優そうなおばあさんもグルで、その事実をニュースを見て知るのを想像したらぞっとした。

  • 中国から来日した5歳の少年・馬珂は、両親が経営する中華料理店で孤独な日々を送っている。日本の小学校に通っても友達はできず、名前をからかわれるばかりだ。唯一の楽しみは、故郷に残した祖父が語ってくれた中国の妖怪たちの話だ。祖父は妖怪を追い払うおまじないや魔除けの赤い帽子を教えてくれた。しかし、ある日、珂は学校でいじめられたあげく、帽子を奪われてしまう。その夜、珂は自分の部屋で恐ろしいものを目撃する。それは、中国伝統の「鬼」(グゥェイ)なのか、日本の幽霊なのか、それとも……。珂は自分の身に何が起こっているのか、そしてどうすれば救われるのかを探ることになる。

    本書のテーマは、孤独と想像力だと思います。珂は、周囲に溶け込めず、自分の世界に閉じこもっています。しかし、その世界は、現実から逃避するためのものではなく、現実に対抗するためのものです。珂は、祖父の話や赤い帽子に魔除けの力を信じています。それは、珂が自分を守ろうとする強い意志の表れと言えるでしょう。しかし、珂の想像力は、現実に影響を及ぼすこともあります。珂が見たものは、現実に存在するのか、それとも珂の心の中にあるのか、判断が難しいものです。この本は、孤独な少年の想像力が、どのように現実と関わるのか、という問いを投げかけます。

    この作品を読んで、私は珂の苦しみと恐怖に深く共感しました。珂は自分の居場所を求めても見つけられず、周囲の人々にも理解されません。珂の心の中には、現実と幻想が入り混じっており、それが物語の展開にも影響します。また、中国と日本の文化の違いや衝突も興味深く描かれており、両国の妖怪や伝承にも触れられています。私は、この作品を通して、異文化との出会いの難しさや面白さを感じました。

    この作品は、ホラータッチの中編小説ですが、単なる怖い話ではありません。現代社会における異文化との関わり方や、少年の成長と孤独という普遍的なテーマを扱っています。作者の道尾秀介さんは、本格ミステリやサスペンスの分野で数々の賞を受賞した作家ですが、この作品でもその実力を発揮しています。物語の構成や伏線の回収、最後のオチなど、すべてが見事にまとまっていることに驚かされました。

  • 主人公の空想と現実が入り混じる描写が丁寧で、物語の結末は幾通りもに解釈することができます。読み終えたあと内容を反芻しているときにそっと怖くなり、またその意味を考えたくて再び本を開いてしまうとても良い作品だと思います。

  • さっくり読める、短編映画みたいな話だなと思った。
    読みながらなんとなく乙一の「死にぞこないの青」を連想した。

  • 道尾さんの作品が好きなので読んでみた。小さな少年の視点からすべてが描かれているので、現実と虚構が入り混じってどこまでが真実なのか分からないところが怖い。孤独を抱えつつも子供ながら必死に毎日を生きているのがいじらしいものの、子供が持つ無邪気な残酷さも時折見せてくる。短いけどなかなかに面白かった。でも人は選びそう。

  • 道尾秀介さんが気になったのでKindleで無料で読んだけど 読みづらかった
    なんで改行してくれないのか
    文体技術で何か意図があるのか
    読書初心者の私には只々読みづらい
    内容もイマイチ消化不良

  • 短編だがその怖さは充分に伝わってくる。山内君の手の傷は何かの伏線かと思ったが考えすぎだった様だ。最後のシーンはあっという間であったが、余韻を残す様でそれはそれでよかった。流石、道尾秀介と言った作品。

  • Kindle Singleの割には読み応えのある短編だった。
    中国から日本で中華料理の見せをやるために誘われた両親とやってきた少年・馬珂(マー・カー)。字面と読みから「バカ」とか「カーカー」カラスの鳴き真似でからかわれてしまうようになって,店も来日当初は上手く行っていたものの今は客も少なくなって生活も楽ではなく両親はかまってくれず孤独を感じている中悪しきものらしい幻が見えるようになっている。いじめで赤青鉛筆を折られてしまうが小遣いをくれとも言えず,万引しようと近所の文房具店に行くと,奇妙な光景を目撃してしまうカーは,いつも店番をしているおばあさんがこのとき着ていた革ジャンパーの男に殺されたのだと思いこむ。学校で唯一話をする少年に話をするも信じてもらえない。果たして自分が目撃した光景は現実だったのだろうか。

  • 2021.03.13

  • すぐに読み終わったけど、なんだか後味が悪かったな。

  • AmazonのPrimeReadingで無料でした。1時間程度で読めます。

    しかし、最後まで読みましたが、ぜんぜん意味が解りません。
    ネットで解説を見ましたがピンときません。

  • 2021.1.19
    主人公の周りが全員悪意しかなくてしんどい

  • やっぱり、幽霊よりも悪魔よりも人間が怖い。

  • 中国から日本へと引っ越してきた男の子が、日本で体験した怖い話。というよりは、不気味な話。明確な名前を持ったものが出てくるという展開にはならず。幽霊的な怖さよりも人間の怖さが目立つ。主人公の不幸な境遇に同情した。自分ではどうにもできない環境で孤独に苦しむ様は読んでいて辛い。込み上げてくるものがある。この作者のホラーは人間怖さがあることを失念していた。悪意というものは本当に最悪。出てくる人間の多くが主人公に対して差別的で嫌悪した。出る杭は打たれるという言葉を表したかのようだった。

  • 主人公の複雑な心模様の描写が面白い。けど、よく分からないストーリーだった。

  • 中国から親子3人で日本に来た少年の珂。名前のせいでいじめられる。そんなある日殺人事件を目撃する。
    最後までどうなるのかハラハラしました。
    夢中になりすぎて電車乗り越すところでした。

  • 読み終わってから、このタイトルの意味を考えた。マーカに対する忠告のようなものだったのか。
    上手く事実を主張すれば法で守られると思うが、マーカは今後より一層生きづらさを感じるのではないか。
    あっさり読めて、その後の展開も気になる。

  • 道尾秀介

  • 最後までドキドキするけど…こういうオチか。
    あと、文章から状況を想像するのが難しい箇所が多々あったような。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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