贄姫と獣の王 7 (花とゆめコミックス) [Kindle]

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  • 白泉社
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  • 一つ公務を終えて、ほっとしたサリですが、おーさまは、ほんとうの意味での結婚についての覚悟や、彼自身の過去をサリに語ります。世継ぎを生むこと、を語るのは、サリのルックスにはちょっと不似合いなのですが…。でも彼女、内面はオトナだし冷静なので、きちんと受け止めます。そんな折、次の公務が課せられますが、今度はおーさま、同行してもらえません。自分で警護の担当者を選び、行った先でも人心を掌握して帰ってこなくてはならないのです。

    誰も警護に立候補しない中、ちょっと斜に構えたハイエナ族の青年が立候補してきます。この彼、歯に衣を着せない様や野心を隠さないところ、陰謀を隠さないところが異色の人物ですが…。うん。私は逆に彼みたいな人は好き。こういう流れになるかな?って予想がつく分、サリにはまっすぐ、陳腐にならずに行動してほしいものです。なかなか素直で、率直な面が垣間見えて、サリのことを嫌になりかけていたのが挽回されました。

    サリの感情が公務を通して豊かになっていってくれれば、読者の私もサリを待ってるおーさまも、安心!というところでしょうか。続きをじっくり読みたいですね。

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