DMPのしくみとオーディエンスデータの活用(MarkeZine Digital First)CookieSync・名寄せ・セグメンテーション [Kindle]
- 翔泳社 (2018年4月25日発売)
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感想・レビュー・書評
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本書は、Web媒体「MakeZine」で2013年末から半年にわたって連載されたDMP(Data Management Platform)の解説記事を5年後の2018年に改めてまとめて紙媒体で出版されたものである。5年後でも役に立つ内容であり、それは皮相的なトレンドではなく本質に迫っていたことによるものだとして、出版の価値を自ら評価している。
DMPをデータセラー型とプライベート型に分けて整理するところは特徴的な部分。前者は、オーディエンスターゲット広告配信のためのDMPであり、後者はマーケターが自社のオーディエンスの掘り起こしをするための分析基盤としてのDMPを指す。この用途の違いを意識したDMPの構築が重要であるとの指摘である。
DMPの必要性を説明するため、Cookieに関する具体的な説明が多く、1st Party Cookie、3rd Party Cookie、CookieSyncなどの仕組みが解説されている。本書を見ると、2013年頃にもすでに3rd Party Cookieの利用による意図しないプライバシー漏洩の懸念があることが問題視され、主要ブラウザ各社が利用停止に向けて動いているとの記載がある。2021年現在、ブラウザやアプリでのCookie規制対応が本格化しようとしているが、当時から8年もかかっているのはインターネットの世界では長くかかったという印象であるし、逆に各社対応を取る時間はあったはずだったのだ。
2013年の情報ということで、情報が少し古い、もしくはあってしかるべき内容が欠けているようなところがあるのは否めない。2013年にどういうことが考えられていたのか、というのを振り返る観点では有益。書籍というよりも情報のまとめ・アーカイブとして読むべきだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
