ブラック オア ホワイト(新潮文庫) [Kindle]

  • 新潮社 (2017年11月1日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • エリート商社マンが見る夢に隠された真実とは。

    稀代のストーリーテーラー、浅田さんがバブルの日本のビジネスシーンを舞台に、当時の日本の背景を抉りに抉って描き出すミステリーです。主人公が聞き役となって問わず語りを聞くいつものスタイルですが、ヨーロッパ、中国、インドとさまざまな国を舞台に夢の中で白い夢や黒い夢が交錯しながらストーリーが進んでいきます。最初は「その話、長くなりますか?」と聞きたくなってしまうくらい面白くないかも、と思っていましたが、終盤の畳みかけるような伏線とその回収が見事でした。さすが浅田さんです。当時の拝金主義の日本とコマとして社員を掌で転がす巨大商社、そこに切りつける社会への目線も浅田さんらしく、よかったです。

  • 久しぶりに浅田次郎さんの小説が読みたくて図書館で借りる。
    「椿山課長の七日間」と「母の待つ里」が特に面白かっただけに、
    こちらの感想は微妙。私の想像力が足りないのか。何がどう結末だったのかわからない。都筑くんの長い長いウンチクも読んでいて苦痛だった。
    夢の中の出来事のパートだけは、面白かった。
    あとはどうだろう?

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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